【よろしくお願いします】 ページ3
横｢私が名前呼んだら教室入ってきてな。喋るの難しかったら、これ。｣
横田先生はノートを1冊渡してきた。
横｢筆談なら、喋れるって聞いたから｣
そう言って横田先生はニカッと笑った。
この人、めっちゃ良い先生じゃん。
ガララッ
横｢はーい朝のHR始めるぞ〜｣
｢せんせ〜、転校生来るってほんと〜？｣
横｢お、情報回るのはやいな〜。でも、先生に対する口調はどうかと思うぞ〜｣
「「「www」」」
うわ、めっちゃ元気じゃん…
横｢じゃ、萩沢さん、入ってきて〜｣
…え？あ、今呼ばれたのか。
震える手で扉を開けた。
ロボットのような歩き方で教壇へ向かう。
あーやばい。緊張しすぎて心臓がビジュアル系バンド入っちゃう
みんなの視線が私に集まってるのが全身で分かる。
？｢あれ、今朝の足速い子やん。｣
え？誰です？会いましたっけ？
？｢覚えとらん？｣
見覚えはある、気がするけど…
あ！あの人達の片割れ…かな？
…銀髪だし。
？｢おーい｣
やむを得ず先生からもらったノートを使う。
ペンはどこから出したか？
胸ポケットに小学5年辺りからずっとすんでるよ
【あの後間に合いましたか？】
キャアアアア！！
…このクラスの女子みんなこのテンションなのかな
？｢！…セーフやセーフ！｣
キャアアアアアアアアア！！
だよね、やっぱ急に筆談とかびっくりするよね…
↑あなたさん、女子のテンションの高さには触れないことにしました
横｢お、宮と仲良いんか。じゃあ宮の横やな。丁度場所空いとるし。｣
えっ
宮｢えっ｣
先生がてきぱきと私の席を用意してくれた。
横｢じゃ、萩沢さんはここ座ってな。｣
とりあえずうなずいて席に座る。
横｢はーい、連絡言うぞ〜｣
「「「はーい」」」
宮｢よろしゅうな。萩沢さん。｣ﾎﾞｿ
急に声をかけられてビクついた。
宮｢あ、ゴメン。びっくりさせてもた？｣
【いえ。お気になさらず。】
宮｢そういえば、萩沢さん下の名前っt｣
キーンコーンカーンコーン
見事に打ち消される銀髪くんの声。
日直｢きりーつ、きょうつけ〜｣
「「「ありがとうございました〜」」」
席について、ノートに名前を書く。
【名前は、あなたです。】
宮｢あなたかぁ…ええ名前やん。｣
初めてそんなこと言われた。
そもそも今まで名前まで聞いてくる人いたっけ？
嬉しくなって、つい聞いてしまった。
【宮君の名前はなんですか？】
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ぺとら - ごめんなさいこの時まだかぐや様は告らせたい知らなくてただ書いてましたね…申し訳ないです、 (6月27日 17時) (
レス) id: c83a0b7ddd (このIDを非表示/違反報告)
うさこ - タイトルってかぐや様は告らせたいのパロですかね?あってたらうれしいです！ (2023年3月9日 0時) (レス) id: a2584f84ac (このIDを非表示/違反報告)
ぺとら - RIAさん» 早速読んでくださって感謝です！ありがとうございます！ (2022年8月10日 16時) (レス) id: c83a0b7ddd (このIDを非表示/違反報告)
RIA - 新作も番外編も面白かったです！頑張ってください！ (2022年8月10日 14時) (レス) @page13 id: 1b598030ba (このIDを非表示/違反報告)
ぺとら - RIAさん» 始めまして！ありがとうございます！ (2022年8月9日 13時) (レス) id: c83a0b7ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺとら | 作成日時：2022年8月6日 15時
