12 お泊まり会とは ページ13
パジャマを手に入れた僕は湯加減の確認とシャワーを浴びるためお風呂場へ向かった。
Yシャツを脱ぎ洗濯機の中に入れたところであることに気がつく。
主(大志万さんが脱いだ下着や靴下は洗った方がいいのうだろうか…)
明日も仕事だし、一応確認するため(男同士だけども上半裸は失礼か)一度脱いだYシャツに腕だけを通しリビングに向かう。
主『大志万さ…ん？』
大志万さんを見ると何やらゴソゴソとベッドの下をのぞている。
主『…あのー 大志万さん？』
やっと呼びかけに気づいたらしく振り返り「ん？」と可愛く首をかしげる。
主『いや、ん？じゃないですよ…なにをしてるんですか』
os「なにって…ピーでピーな本探しに決まっってるやんか〜 男同士のお泊まり会と言ったらこれやろ？」
主(はえーなにを言ってるんだこの人)
os「Aくん全くそういう本ないんやけど…どこに隠してるん？もしかしてスマホとかで見てるん？」
思考停止
os「Aくん？おーいAさーん？」
思考停止
os「…A？」
主『！！？？？！』
思考停止中に距離を詰められていた
os「フッ、無防備やなぁこんな肌出して」
ツーっと羽織っただけのYシャツの隙間から腹筋をなぞられる。
主『ッ、 ちょっ大志万さん！』
くすぐったさに大志万さんの手を掴む。
os「ンフフ、耳まで真っ赤やん Aくんはかわええなぁ」
大志万さんの切れ長な目がスッと細められる。
なんて色気だ！
主(これは完全にからかわれてる…！)
…やり返すしかない。
掴んでいる大志万さんの腕を思いっきり引き、大志万さんの体制を崩す。
os「！」
前のめりになった大志万さんを受け止めギュと抱きしめる。
そのまま大志万さんの耳元で囁く。
主『僕がなんでそいう本持ってないか、…大志万さんの身体でわからせてあげましょうか？』
まあ単純に持っていないのはそっち系に興味が無いのとお金がないからだが…
トドメに大志万さんの腰をスルリと撫で上げる。
os「ッッ」
抱きしめて数秒…両者沈黙 てか反応がない。
え、大丈夫だろうか…そっと顔を覗くとさっきの余裕そうな顔はなく。
顔を真っ赤にし、固まった大志万さんがいた。
なんて可愛らしいのだろう…違う！
主『あの…大志万さん？』
給湯器からお風呂が沸きましたと知らせる声がどこか遠くに聞こえた。
主『あ、あの 僕お風呂入ってきますね』
大志万さんの赤面を見て自分も恥ずかしくなり、逃げるように風呂場に向かった。
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トコハ(プロフ) - うあっ好きぃ (2021年8月2日 0時) (
レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ノアール - バナナ食べながら見てます 更新頑張ってください! (2019年6月23日 17時) (レス) id: f5c190cce1 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬 繭 - ん"ん"ん"っ…最高…突然失礼しました…更新頑張ってください。待ってます!! (2019年6月17日 21時) (レス) id: 6d8648ded8 (このIDを非表示/違反報告)
月羽矢 影夜@クリーパー - コメント失礼します!!返信の仕方ですがコメントをした方の所に(レス)ってありますよね?そこをクリックして返信を書いたら返信出来ます!!他に何か分からなければ私に聞いてください!!楽しく作品読ませていただいております!!更新頑張ってください!! (2019年6月17日 21時) (レス) id: bd5cb82bbf (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - エミしゃんいない…でもマンちゃん尊い… (2019年6月17日 7時) (レス) id: cf98ce3177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬱ｺﾞﾘﾗｧ | 作成日時：2019年6月8日 14時
