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あのクソ注射事件から数週間後、突然お城の兵士が大勢で教会にやってきた。
部屋で1人ぷれきゅあごっこをしていた私はシスターさんに呼ばれてお偉いさんらしき人に会った。
何言うてるかよく分からんかったけど、つまりは
君の血液から貧しい我々の国ではとても手に入れることの出来ないような、めっちゃすごい薬とかに使われる成分が確認された！ぜひ城に来て、その血を国のために使わせて欲しい！
的なことらしい。
いや血液にそんなのが混じってるとか有り得るん？とか一瞬考えたが、まぁ異世界転生だしな〜で結論付いた。
国のお役に立てるなら！と私の意見とか言う前に私はお偉いさんに預けられる。
結構シスターさんとは仲良しだと思っていたが、お別れの呆気なさに所詮他人だもんな…と夕暮れの空を見た時くらいの切なさは感じたよね。
馬車に乗せられ城へと向かう。
お偉いさんは兵士の1人と話し込んでおり、説明も何も無い。
暇だった私が
「わたしはどうなるの？」
と聞くと
「怖いことは何もしないよ」
と曖昧な答えを返された。
怖いかどうかはワシが決めるんじゃい！とライダーキックをしてやろうかと思ったが、偉い人には手を出さない主義なのでな。命拾いしたな。
やはりお城と言うだけあってかなり大きな建物だった。
はえー田舎と言っても国は国なのですねぇと感心していると、兵士のひとりに背を押され城の中に入れられる。
なんかいろいろ検査を終え広いお部屋に入ると、そこにはおじいちゃんがいた。
そのおじいちゃんはこの国で一番偉い人らしい。
私の血は私の中にある分には普通の血液なのだが、体の外に出ると強い薬 物的成分が出るらしい。
その成分は皆を助ける薬にもなるし、毒にもなる。
絶対に悪用はしないと誓う。
的な事を言われた。
偉い人に言われちゃ拒否権などないし、へいと二つ返事で返す。
私のクソつまらん生活はここから始まった。
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シトラス - めｯｯｯｯちゃ好きです!!!更新頑張ってください! (2021年12月21日 9時) (
レス) id: f57e900274 (このIDを非表示/違反報告)
リブロース(プロフ) - めちゃめちゃ好きです…スゴすぎる… (2021年12月3日 12時) (レス) @page27 id: 8939df14e0 (このIDを非表示/違反報告)
シュネー - え、好きです。面白いです！！幹部誰が来たんやろ………。更新楽しみに待ってます！ゆっくりでいいですよ！ (2021年11月30日 23時) (レス) @page27 id: 32127d00d4 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - とても面白いです、更新待ってます (2021年10月31日 1時) (レス) id: 315f24edd2 (このIDを非表示/違反報告)
まるみ(プロフ) - 待ってます。 (2021年9月21日 23時) (レス) id: 2e63e222b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カフェオレを飲むゴリラ | 作成日時：2021年5月9日 20時
