186話 ページ37
どうやら、私は相当疲れているようだ……
その後、私は疲れきっていて、気づいた時にはもう第8に帰って眠りについていた。
・
桜備｢……茉希、Aの様子はどうだ？｣
茉希｢……(フルフル)｣
桜備｢……そうか｣
中華半島から帰ってきて、3日。
2人はAの部屋にいた。そして、当の本人であるAは、
『……』
寝たきりであった。
茉希｢もう3日も経ちました。なのに……｣
火縄｢一向に起きる気配はない……か｣
桜備｢火縄……｣
桜備が目を向けた先には、Aの部屋の扉に体を預ける火縄がいた。
桜備｢……第6はなんと？｣
火縄｢原因不明……だと｣
Aが眠っている間、桜備は第6の大隊長。カヨコ ホァンに容態を診てもらっていたのだ。……だが、結局原因は分からなかったとの事。
火縄｢一体Aに……｣
『……』
火縄｢何が起こっているのでしょうか｣
そんな日の夜。
『(パチッ)』
Aは目を覚ました。
ガーくん｢(奴が動き始めました)｣
『……りょーかい』
蛇のガーくんの報告によって。
Aはクローゼットから服を引っ張り出し、静かに着替え始めた。そして
『行くか』
窓から隣の建物へ、飛び移った。
『どこにいるの？』
建物を飛び越えながら、ガーくんへジョーカーの居場所を聞く。すると、意外な名前が聞こえてきた。
ガーくん｢(はっ、聖陽教会 皇王庁でございます)｣
『……ま？』
ねぇ待って？ここから遠いよね？？
・
『(ついたはいいけど……)どうなってんの？これ……』
やっとの思いで皇王庁に着いたと思ったら……
｢ぅ、……ッ｣
｢グッ……！｣
なんか、カッパさんがいっぱい倒れてました。(本当に失礼)
『あの人、何やってんの？？』
ガーくん｢(A様、こちらです)｣
ガーくんの道案内により、何とか中へ入れたが……
『どこ？ここ……』
まぁ、迷ったよね。
『(どこからか戦闘音は聞こえてくるし、……あ、そっか)』
下か。
聞こえてくる音に耳を傾けると、丁度下から聞こえてきたのが分かった。
私は床を蹴り、下へと落ちる。もちろん、ガーくんも一緒にね。
するとどうだろう。今まさに、
ジョーカー｢……｣
？？｢最後のカードを失ったな、殺してやる｣
戦闘の真っ最中であった。
『(……静かにしてよ)』
私は気配を極限まで消し、ジョーカーの戦闘を観戦しようと、腰を降ろした。
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トギリ(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます！！丁度お話が切れたので、次は続編で楽しみにしててください！！ (2021年2月18日 3時) (
レス) id: 3f55fcc611 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2021年2月15日 21時) (レス) id: 0a38f0e1cb (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 戯言さん» ありがとうございます！！最近更新スピード遅いですが、頑張ります！！ (2021年1月17日 20時) (レス) id: d62e5fc86b (このIDを非表示/違反報告)
戯言(プロフ) - とても面白かったです！！更新頑張ってください！！ (2021年1月16日 10時) (レス) id: 2a27d057e9 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 鏡さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！！ (2021年1月4日 22時) (レス) id: ea7a9b2bb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トギリ | 作成日時：2020年11月15日 17時
