70話 ページ21
人をまとめるカリスマ性、誰もが信頼を置ける存在。
これが……
『人の上に立つ人間……すごいなぁ』
私の口角は先程とは違い、上がっていた。機嫌が良くなったからだろう。とても気分はよかった。
紺炉｢新門大隊長ッ！！ご命令をッ！！！｣
遠くにいた紺炉さんの声が紅丸さんの耳に入る。すると紅丸さんはニヤリと笑って、右腕を上げた。
紅丸｢お前ら全員殴り合え！！本物も偽物も関係ねぇ！！浅草の人間は偽物などに負けやしない！！安心しろ……火事と焔ビトは第7が面倒を見る｣
｢思う存分殴り合えッ!!!｣
｢｢お゛ぉぉぉぉお゛お゛お゛！！！！｣｣
その声と同時に、周りにいた人達は近くにいる人間同士で殴りあいを始めた。
その姿は清々しく、とても楽しそうな顔をしていた。挙句の果てには途中から花火まで上がる始末。
これはまるで、お祭りをしているみたいだった。
『……マジか、』
私は自分に被害が及ばないよう屋根の上へ逃げる。
私が喧嘩を観戦していた時だった。私の乗っている家の真下から、声が聞こえてきた。
？？｢なんて野蛮な……こんなのアートじゃない！！｣
白装束をした男…？女…？(男か)が、最悪だとでも言うように叫んでいた。
？？｢折角顔を作り変えてアートにしたのに！！｣
『(…ん？顔を作り変える？)』
私はふとヒカゲちゃん(仮)の姿を思い出した。
『(あ、もしかして……)』
そう思った私は男にバレないように顔を掴み屋根の上へ上げる。いきなりの事に男は奇声を上げる。
？？｢誰よあんた！？何なのよあんた！？いきなり何すんのよ！？｣
息付く暇もなく男は声を荒らげる。私は｢うわぁ｣と言う顔をしながら男を見る。
『あんたなの？顔を作り変えた人って』
？？｢は、はぁ！？あんた、何言ってんの！？｣
誰がどう見ても嘘をついてると分かるように男は焦った顔をする。
『……5秒以内に答えないと、燃やすよ？』
私はそう言って手から青い炎を出す。
？？｢！！……あなた、その炎は？｣
『(あ、そっか、、ここの人は青い炎知らないのか)……なんでもいいでしょ？さっさと私の質問に答えて』
？？｢まさか、新しいアドラバースト！？｣
『(なーに言ってのこの人？)』
私は額にシワを寄せる
？？｢でも青い炎なんて見たことがないし……｣
目の前の男は炎を向けられながらもブツブツと何かを言うだけでこちらに視線を向けない。
『(……シバいていいかな)』
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トギリ(プロフ) - 風来坊さん» 風来坊様、ありがとうございます！！自分もずっとニヤニヤしてますw応援していただき、ありがとうございます！！ (2020年9月19日 16時) (
レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
風来坊(プロフ) - 初めまして！若とのやりとりや紺炉さんとの絡みが好きすぎて毎回楽しみにしています！紺炉さん好きなのでニヤニヤが止まりません。これからも頑張ってください！！！ (2020年9月16日 0時) (レス) id: 0f7296ecf6 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 紅蓮さん» 紅蓮様、ありがとうございます！面白いと言っていただけて本当にありがたいです！これからも更新頑張りますね！！ (2020年9月15日 23時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮 - 初めまして! 炎炎ノ消防隊×青の祓魔師 はじめて読ませていただきましたが、とても面白いです!これからも、更新頑張ってください! (2020年9月14日 0時) (レス) id: a938136fc3 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 氷香さん» 氷香様、ありがとうございます！そう言っていただけて、作者はとても嬉しいです！！更新頑張ります！ (2020年9月13日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トギリ | 作成日時：2020年8月16日 13時
