51話 ページ2
『バケモンとは失礼ですね、(私は悪魔ですよ)若さん』
若｢俺の名前は若さんじゃねぇ……新門 紅丸だ｣
『それはすみません……よろしくお願いします。紅丸さん』
紅丸｢……何も思わねぇのか？｣
『……？何がですか？』
紺炉｢ほら、俺達は原告主義者だから……よく色々と思われちまうんだよ｣
あぁ……確か、会議の時にもそんなこと言ってたな……でも正直、
『どうでもいいですね』
紅丸・紺炉｢｢は？｣｣
『だって、私の住んでいた所も原告主義の所だったので(多分)』
紅丸｢は？｣
紺炉｢そうなのか！？｣
『はい。もう……な(くなって)い(る設定だ)そうですが』
紺炉｢そうか……｣
紅丸｢そりゃぁ、悪い事聞いちまったな……すまねぇ｣
そう言って紅丸さんは私の頭を撫でた。ポンポンと効果音付きで……最近撫でられる事多いな。
『……(笑)』
紅丸・紺炉｢｢(周りに花が飛んでいやがる)｣｣
甘味巡りは思ったよりも長く続き、もう夕方になってしまっていた。
『もうこんな時間になってしまいましたね』
紅丸｢しゃあねぇな……紺炉、部屋の空きはあったか？｣
紺炉｢ええ、ありますが……..まさか若！｣
紅丸｢しょうがねぇだろ…こんな時間になっちまったんだから｣
紅丸さんと紺炉さんが私から離れ数秒話した後私へ視線を向けた。
『(聞こえてるよ……)』
紺炉｢もう遅くなっちまったし……Aさえ良ければ、俺達の寝床に泊まっていかないか？｣
『え、マジですか？』
紅丸｢あぁ。お前がいいならだけどな……｣
『……(ここから第8に帰るのもしんどいし、かと言ってここに泊まるのも何か悪い気がするし……でも今第8に帰ったら確実に火縄中隊長さんに怒られる。あ、でも…gdgd)』
私がグダグダと悩んでいると、紅丸さんが私を肩に担いだ。所詮俵担ぎだ。
『え？』
紅丸｢行くぞ｣
ちょ、あの……私の意見はガン無視でしょうか？
後ろでは紺炉さんが｢若！？｣と叫んでいたが、紅丸さんはお構い無しに目的地へ向かい進んでいる。
『あの……歩きますよ？自分で』
紅丸｢いいから大人しく抱かれてろ｣
『(いや、抱かれると言うより担がれて……ま、いいや)』
私は大人しく担がれたまま、紅丸さん達が住んでいる所へ向かった。道中色んな人に見らたのは言うまでもないだろう。
目的地へつき、紅丸さんと紺炉さんが暖簾をくぐると同時に｢若！紺炉！｣と2人を呼ぶ声が聞こえた。
紅丸｢ヒナタ、ヒカゲ……｣
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トギリ(プロフ) - 風来坊さん» 風来坊様、ありがとうございます！！自分もずっとニヤニヤしてますw応援していただき、ありがとうございます！！ (2020年9月19日 16時) (
レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
風来坊(プロフ) - 初めまして！若とのやりとりや紺炉さんとの絡みが好きすぎて毎回楽しみにしています！紺炉さん好きなのでニヤニヤが止まりません。これからも頑張ってください！！！ (2020年9月16日 0時) (レス) id: 0f7296ecf6 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 紅蓮さん» 紅蓮様、ありがとうございます！面白いと言っていただけて本当にありがたいです！これからも更新頑張りますね！！ (2020年9月15日 23時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮 - 初めまして! 炎炎ノ消防隊×青の祓魔師 はじめて読ませていただきましたが、とても面白いです!これからも、更新頑張ってください! (2020年9月14日 0時) (レス) id: a938136fc3 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 氷香さん» 氷香様、ありがとうございます！そう言っていただけて、作者はとても嬉しいです！！更新頑張ります！ (2020年9月13日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トギリ | 作成日時：2020年8月16日 13時
