【コラソン】え？ガチで助けちゃうぜ？２【ONE PIECE】【トリップ】 (ページ8)

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昔のサレダページ8

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「俺たちは、あんたら村の人たちとサレダの街の人たちに、願わくば仲良くやって貰いたいところだが、

…話を聞かせてくれ。

街の人たちが、あんたらに何をしたのか」

コラさんが、村長の前にしゃがみ込み、真剣な眼差しでそう言った。

その言葉に、ふと村人たちはコラさんを見、村長を見る。

村長は頑固たる表情を見せたが、やがて意を決したように口を開いた。

「…そもそもの発端は、100年ほど遡る」

…随分昔だな…

「我々モストワ村の人間たちは元々、この…今はサレダ島と呼ばれる島に住んでいた。

いわば先住民族じゃ。

それが約100年前、何処から来たかも知れん者たちが、この島にやって来た。
その時、我々の先祖はその他所者にこの山の麓まで追放されたのじゃ。

しかし…この広い島で、住む土地を奪い合うような事は起きんはずじゃったし、何より我々の先祖は争う気など起こしておらんと聞いておる。

一方的だったのじゃ。まるで、他所者の奴等がこの島の主のように…我々の先祖を隅っこに追いやった。

それからひっそり暮らしておるがの。
最近、街の人間が森の動物たちに危害を加え、いよいよ我々の腹も据えかねたというわけじゃ。」

村長は、あらましを淡々と語ると、ぎゅっと唇を引き結んだ。

感情的にならずに随分と客観的に言ったなぁ…。
…直接的に、先祖からの怒りは伝わってないようだ。

「…ほう。
あんたらが街の人間を何故嫌ってるかは理解した。

…けど…今はもう、違うと思うぜ？」

その言葉で、顔を伏せていた者達がAを見上げた。

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