【リクエスト】新婚旅行9 ページ43
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有無を言わせない声音と目付き。
私はもしやバレちまったのか？とヒヤヒヤした。
しかし、断るにしても明確な理由など存在しない。
つまり、OKするしかない…わけで…
どうやってこの状況を処理しようかと頭をフル回転させていた時、コラさんが私の肩に手を置いた。
多分、この状況をどうにか避けようと考えていたのが顔に出ていたのかもしれない。
「えっ？」
コラさんを見上げると、ローさんに向かって頷いていた。
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「トラ男のやつ、でっけー旦那に話しってなんだろーなー」
「ねー」
そして、コラさんとローさんは、私達の船に乗りサニー号から離れた所に行ってしまった。
ローさん曰く、聞かれたくないらしい。
…コラさんには、正体を晒さないよう釘を刺した。
どんなに気持ちが高ぶっても、それだけはしないようにと。
「…Aちゃん、中に入りましょ。
長くなるかもしれないし、お茶くらい甘えてってよ」
優しい人だ。初対面の他人にここまで気を遣ってくれる。
「…うん。じゃあ頂きます」
再び、ダイニングへ向かおうとすると
「うわー！！
ウソップがおれのリュック千切ったァー！！」
あわあわするウソップとチョッパーが
「…もう、何してんのよあんた達」
どうやら、はしゃいでいたらチョッパーが上から落ちそうになって、ウソップがリュックを掴んで支えていたら、チョッパーは変形してどうにかしようとしたらしく…
2人が別々の動きをしたせいで、肩にかける部分と本体の根元が…
「ブチッていった！
ブチッていったんだ！」
「だから悪いって！おれ様が直してやるから！」
確かウソップは器用だったよな
私は微笑んでぎゃーぎゃー言ってる2人の間に入ると、チョッパーのリュックに触れた。
すると、リュックは一瞬光り、消えたと思った時には、リュックは綺麗に繋ぎとめられていた。
「えっ？？うわぁぁ！直ったぁぁ！！」
大はしゃぎをして喜ぶチョッパー。
あっ、かわいいな…
「直ったって…どういう事だ！？」
その場にいたチョッパー、ウソップ、ナミ、ルフィは凄く驚いていた。
「まさか…悪魔の実！？」
「えーっ！？お前能力者だったのか！？」
輝いた目で私を見つめる男3人。
「う、うん。
実は…ね…＿＿＿」
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如月(プロフ) - 末永くお幸せに！！！！面白かったです！！！ (2022年10月4日 21時) (
レス) @page25 id: 4efb850e8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：renkon | 作成日時：2020年4月23日 12時
