【コラソン】え？ガチで助けちゃうぜ？２【ONE PIECE】【トリップ】 (ページ21)

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綺麗なページ21

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「うわぁぁぁやめてぇぇ！
見んな！見んじゃねぇぇぇ！」

その綺麗な容姿とは裏腹に、男のような口調で喚き出す女を見て、コラソンは吹き出しそうになるのを必死に抑えた。

「何で。

綺麗だぜ？」

「世辞はいらん」

ブスッとした態度に少し腹が立ち、壁まで追い詰め腕をおく。

世に言う壁ドンというやつだ。

「うわっ、コラさんカッコいい…」

と、100%不意打ちのその言葉に一瞬やられそうになるも、一心にAを見つめた。

艶やかな黒髪を垂らした、ドレスっぽいデザインの、大人らしい装いをした、A…

「似合ってる」

瞳を見つめたまま、そう言うと、少し赤かった顔がさらに赤くなる。

「だ、から…世辞はいいって…！

私みたいな男女にこんなの似合うはずないし…！」

「ったく…

似合ってるってんだろーが。

宴の後脱がすのが勿体無いくらいに」

「…は…？」

「…アッ」

しまったというコラソンの顔を見て、さらに顔に熱が集中していくのを感じた。

「…あーっと、…冗談。
例えだから。例え。

そのくらい似合ってるって事だから」

「……」

答えなかった。
否、答えられなかった。

これ以上ないくらい顔を赤くして伏せるAの手を取り、部屋を出た。

「(っやべ……可愛すぎだろ…)」

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