【コラソン】え？ガチで助けちゃうぜ？２【ONE PIECE】【トリップ】 (ページ20)

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寝れてないからページ20

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かなり勇気がいる事だった。

昔から男勝りで、友達も不良とかそこらへんの方が多くて、高校のときもJKJKしてなかった。

大学に行ってからも、服装に気をつかう事はあまりなく、ただ陸上のトレーニングウェアが増えていくばかりであった。

「そんな私に、これを着ろと…！！」

手に握るのは、先程手渡された洋服。

でも、今の薄手のパジャマで出るわけにもいかない。

宴に参加しないとかいう選択肢など存在しない。

昔から、たくさんの人と馬鹿騒ぎをするのが好きだ。

覚悟を決めて、ゆっくりゆっくり袖を通し、

おそるおそる鏡の前に立つと、吐き気がした。

反射的にベッドのシーツを剥ぎ取り全身を包むと同時に、部屋をノックされる。

心の中では叫びの渦だが、訪問者に向かって叫ぶ事など出来ない。

「おーいAー。着替え終わったか？

外出ようぜ」

ノックすると、自然とドアが開いてしまった。

コラソンはそれを、入ってもいいぜと受け取り、部屋に入ると小刻みに震えるシーツの塊を目にした。

「……A…お前

…何してんだ？」

いとも簡単にシーツを剥がされ、情けない声が出た。

シーツの下から現れたのは、

如何にも『女性』という言葉が似合いそうな綺麗な女。

コラソンは、何故か涙目の女に見惚れていた。

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