爆弾発言 ページ40
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「コラさん、ごめんって。
もう無茶しないから、そろそろ離れて飯…」
「もう少し抱き締めさせろ。
すごく気持ちがいい」
ふぉ！！？
えっ…
ええええ！！！！
「疲れてたんだ、休ませて」
可愛い！可愛いけども！
甘えてくるコラさん可愛いけども！
私の頬が保たないィィ！！
分かる？分かる？？
ニヤけが酷くて頬の筋肉つりそうなんだよ！！
「あ"ーっ…やっべ。俺超シアワセ。」
そんな仕事から帰ってビール煽ったおっさんみたいな台詞…。
つーかちょくちょく爆弾発言してるからな！！？
「…コラさん、あとどんくらい」
「あと1時間は」
「長い。却下。
私も疲れるからやめてくれ」
主に頬の筋肉が。
「ん？疲れるのか。
そりゃ悪いな…じゃあ飯食うか…」
表情は凄く渋々と言った様子で…。
それを見兼ねた私は言った。
「食後な」
これも中々の爆弾発言だったと、少し後悔した。
そして夕飯の準備にとりかかる。
外はすっかり暗くなっていた。
「乾パン、チーズに生肉…っと、これは今日中に食べなきゃ腐る。
お！山菜もあるねぇ。」
「明日の朝食分はありそうか？」
「ああ。それまでなら何とかなりそうだ。
明日以降は保証できないけどな」
「じゃあ最悪明日中にカタをつけないとな」
街の人々から貰った食糧を漁り、仕分ける。
「そう言えば、水はあったの？」
「おう、結構遠いところまで探しに行っちまったけどな…。
綺麗な川が流れていた。
それで、お前の作った瓶にたっぷり入れてきた。
あのコロコロ便利だな、重い物も簡単に運べる…」
現代の知恵ですわ、ウフフ。
「そっか…じゃあ水は問題ねぇな」
肉や山菜を棒に突き刺し、焚き火の周りに突き刺す。
おおほー！バーベキューみたい！
「はい、コラさん」
「おお、ありがとう」
焼き石でとろけたチーズがのったパンを渡した。
うんまそ…
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作者名：renkon | 作成日時：2020年4月23日 12時
