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「七海、またね」
「お疲れ様でした」
七海の部屋の前までなんとなく見送った。
自分の部屋を通り過ぎ、ある人の部屋の前で止まる。
「五条、いる?」
奥からだんだんとこちら側に近づく音がし、ドアが開いた。
「何だよ」
「その、五条が選んでくれたシュシュが」
なぜか視界が霞む。
下を向いてるから五条の顔がわからなくて、怖くなったのかもしれない。
せっかく選んでもらったものだったのに。
「ごめん…っ」
目を閉じると私の目から雫が落ちるのを感じて、私は泣いてるんだと自覚した。
怒られたり責められたりするかと思ってたから、何も反応しない五条にひどく困った。
「五条…?」
恐る恐る上を向くと五条は自分腕で顔を隠し横を向いていた。
ゆえに顔は見えない。
「え、なに」
思わず気になってしまい涙が止まった。
腕を退かそうとしたが、最強と呼ばれる五条はそう簡単にはそれを許さなかった。
「なんで顔隠してんの」
一瞬耳が見えた。
なぜか少し赤い。
熱でも出したのかなんて思ったら、五条は驚くべき発言をした。
「お前、かわいいな」
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雪音(プロフ) - 只さん» ニヤニヤ供給助かります、ありがとうございます(^ω^) (2021年7月27日 0時) (レス) id: be2c14dba2 (このIDを非表示/違反報告)
只(プロフ) - 雪音さん» ヴッ!!!!頑張ります( ; ; )!!!!続編までしばらくイチャコラでニヤニヤして更新してるのでぜひニヤニヤしてもらえたら嬉しいです!! (2021年7月27日 0時) (レス) id: 38c8baf09a (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 只さん» わああああああこちらこそありがとうございます!はい!もうそれは凄く、物凄く、ウルトラスーパーハイパー楽しみにしております!! (2021年7月27日 0時) (レス) id: be2c14dba2 (このIDを非表示/違反報告)
只(プロフ) - 雪音さん» わあコメントとリクエストありがとうございます( ; ; )!!そんなこと言っていただけて嬉しいので続編作ります!!楽しみにしていてください! (2021年7月26日 23時) (レス) id: 38c8baf09a (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - いつも楽しませていただいております!このままちょっとでも長くこの作品を読みたいなと思っております!更新頑張ってください! (2021年7月26日 20時) (レス) id: be2c14dba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:只 | 作成日時:2021年2月26日 12時