一方その頃 ページ8
ゴルベーザ「クリスタルが…!」
フースーヤ「急がねば!」
〜月の地下渓谷〜
ゴルベーザ「…フースーヤ」
フースーヤ「どうしたのじゃ?」
ゴルベーザ「…セシル達は無事だろうか」
フースーヤ「うむ…」
ゴルベーザは、元の世界の月、その地下に安置されているクリスタルの異変により、叔父、フースーヤと共に月の民が眠る場所へ急いでいた。
ゴルベーザ「!」
フースーヤ「最後のクリスタルが…!」
そして、最後のクリスタルが…砕け散った。
途端に辺りに邪悪な気配が漂い始めた…!
フースーヤ「いかん、クリスタルが封じていた奴の思念が…!」
ゴルベーザ「ゼロムス…!」
以前魔人の弟と仲間達が倒した怪物、ゼロムス。その憎しみの思念は未だ健在で、クリスタルに封じられていたのだ。
フースーヤ「ここで我らがやられれば青き星も危ない。心してかかるぞ!」
ゴルベーザ「いいですとも!」
……………
〜バロン城〜
?「見つけたぞ…!」
カイン「貴様は…!」
激しい剣劇が交わされる。カインと金髪長身の剣士が激しい戦いを繰り広げていた。
セオドア「!」
?「手を出すな、セオドア!」
カイン「これは…俺達の戦いだ!」
ローザ「カイン!?」
ローザという白魔導師が駆け寄ったのは竜騎士ではなく、金髪の剣士だった。
セオドア「え!?」
カイン「ローザ…!」
カイン「ローザ…下がっていろ」
シド「どうなっとるんじゃ!?」
カイン「お前は…試練の山で逃げた俺の悪の心だ。あの時は悪に負けたが…」
カイン「そうだ、俺は…だから!お前を倒して俺が本物になる!」
カイン「…!」
……………
ゴルベーザ「…」
カイン「どうした、ゴルベーザ」
ゴルベーザ「幻想郷の事を…考えていた」
カイン「あれから大分時間が経ったな…」
紫「迎えに来ましたよ」
ゴルベーザ「!?」
カイン「本当に神出鬼没だな…幻想郷は大丈夫か?」
紫「ええ、こちらではまだ十時間しか経過してませんもの」
ゴルベーザ「?」
紫「詳しい話は向こうで。ああ、カインさん、聖竜騎士になれたようで、おめでとうございます」
カイン「あ、ああ、ありがとう」
紫「では…」
?「ちょっと待てコラ!」
カイン「エッジ!どうした?」
エッジ「どうしたもこうしたもあるか!てめぇら俺達に内緒でどこ行くんでぃ!」
ゴルベーザ「…紫」
紫「仕方ないですね…貴方も来なさい」
エッジ「は?」
またもスキマ落ち。
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作者名:空幻 | 作成日時:2012年12月16日 12時