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カランカラン
と、ドアを開けると、一気に良い香りが漂ってくる
店長「あ、悪りぃな、もう席空いてねぇんだよ」
「え、あ、全然大丈夫です!し、失礼しました」
しょうがないか・・・
そう思って店を出ようとすると、グイッと腕を引かれた
そしてそのまま誰かの膝の上に座ってしまう
おじ「ここなら空いてるぜ、嬢ちゃん」
「・・・へ?」
上から漂ってくるお酒のにおいと、おじさんの声
気持ち悪い・・・
「は、離してください」
必死に逃げようとするも、腕をガシッと掴まれていて、逃げられない
辺りを見渡すと、だれもこの状況に気付いてないみたいだった
助けてもらえない・・・っ!
すると、カウンターからコツコツとこっちに向かってくる足音が聞こえた
その人が、おじさんの服の襟元をつかみあげる
私は立ったおじさんの膝から前のめりになって倒れてしまった
思わず目をつぶったけれど、不思議と痛みは感じなかった
「え・・・ぎゃあ!ご、ごめんなさいぃぃ」
何と、豚を下敷にしていたのだ
店長「ここはそーゆーことする場所じゃねえんだよ」
おじ「あ?お前だってチビのくせに__」
おじさんが何かを言う前に、店長が鳩尾を蹴りあげた
おじ「っ!お、お前、もう絶対来ないからな!」
そんな捨てゼリフを残しておじさんは出ていってしまった
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リムル - とっても面白いです。 (2019年6月23日 6時) (レス) id: d40eb6a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ルルチャピ - 本の栞様!ありがとうございます!続編も出ているので、ぜひ見てくださいね♪ (2018年4月4日 20時) (レス) id: d28fdf64b7 (このIDを非表示/違反報告)
本の栞 - スッゲー面白い!続きがめっちゃ気になる!更新頑張って! (2018年4月1日 16時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
ルルチャピ - ゆっくりノワールさん!いっささん!ありがとうございます!皆様のコメントが、とても心の支えになっています! (2018年3月16日 20時) (レス) id: d28fdf64b7 (このIDを非表示/違反報告)
いっさ - めちゃ楽しいです!続きがきになります!頑張ってください! (2018年3月15日 19時) (レス) id: f49f96fb1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルルチャピ | 作成日時:2018年2月17日 9時