両手 ページ27
村上「それではまたお会いしましょう、また来週〜」
いつも通りの村上さんの掛け声のあとに、いつもの「カット！」という声
番組協力として来て頂いたお客さんから拍手を頂き、それに応えるかのようにお辞儀をしながらスタジオを去っていく関ジャニ∞の皆さん
機材関係のスタッフはそれぞれ片付けを始めていて、私たちはお客さんが帰られる出口の側に立ってお辞儀をする
『ありがとうございました！』
関ジャニ∞のファンクラブの中から選ばれ、ここへいらしたお客さん
メンバーの皆さんはよくこういう事を言う
「毎日ライブが出来ない分、こうして一部だけだったとしても毎週誰かに会えるのが楽しみ」
だと。
お互いがお互いを大切に思っている瞬間なんだ、と私は両方の想いに胸が熱くなる
そこらのエキストラでは成り立たない理由があるのだ
だからこそ、私も来て頂いた皆さんを大切にしたい
私が関ジャニの関係者である限り、徹底して来た事だ
お客さんが帰った事を確認し、私も楽屋へ戻る
もう着替えも終わっている頃だろうか
『失礼します』
ガチャ
パン！
『わ！』
ドアを開けると紙紐のようなものが頭上を舞い、私の頭の上へ被さった
丸山「えーAちゃん！１年間、お疲れ様でしたー！！！」
「「おつかれさまー！」」
『わーーー(泣)』
大倉さんと安田さんが背中で隠していた花束を手渡してくださった
村上さんと丸山さんは「これは皆から」と丁寧にラッピングされたプレゼントを、、
横山さんはなんだか照れていた
錦戸「ありがとう」
『ありがとうございます、、ｸﾞｽ、、』
村上「泣くなてー！」
『すいませんっ、、止まんない、、』
私の上半身より遥かに大きい立派な花束と、それと同じくらい大きなプレゼントを両手に抱え、
涙を拭う手段を無くした私は、もう隠す必要はあるまい、と吹っ切れたのか
流れる涙の量が増えるばかりだった
村上「顔ボロボロなっとうやんけ！笑」
安田「こらー信ちゃんそんなん言わないのー！」
横山「はい、これ使い」
やっぱりまだ照れている横山さんは
私が持っているプレゼントを受け取り、代わりに自分が持っていたハンカチを私に渡してくれた
『ありがとうございます、、ｸﾞｽ、、、ｳｰ、、』
こんな事されちゃ余計に涙は出て来てしまう
私は心の底から皆さんに感謝を伝えるため、深く頭を下げた
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ぐふ。(プロフ) - みーさん» みーさん初めまして！コメントありがとうございます！すごく嬉しいです、、！沢山お待たせしてしまっていますが頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年5月22日 14時) (
レス) id: b7146b3601 (このIDを非表示/違反報告)
ぐふ。(プロフ) - ゆずさん» ゆずさん初めまして！コメントを返せず失礼しました！更新もなかなか出来ずにすみませんm(__)m、、ありがとうございます頑張ります、、！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: b7146b3601 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 初めまして！ぐふさんのお話好きでいつも楽しませてもらってます^^更新してくださるの楽しみにしてます！ (2020年5月19日 13時) (レス) id: bfc027d1ef (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 初めまして！この小説が好きで読ませて頂いています。更新してくださるのを楽しみにしています！ (2019年9月19日 8時) (レス) id: c310c37348 (このIDを非表示/違反報告)
ぐふ(プロフ) - Eさん» ありがとうございます＾＾！たくさんお待たせしてしまってすみません、、完結までたくさんの時間がかかるかと思いますがお付き合いくださいm(_ _)m (2019年7月31日 3時) (レス) id: b7146b3601 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐふ。 x他1人 | 作成日時：2019年3月20日 14時
