言葉 ページ30
(青 side)
渋やんを交えて今年の忘年会が始まった、最初はAもマネージャーや俺らんとこに入って話しててんけど、
皆のグラスが空き始めたくらいからずっとお酌しに回ってて、
「ありがとう」
くらいしか会話できんかった、
二次会でAの家やって渋やんに言われた時は流石に二人で家あかんやろって皆で付いて行ったけどそこでも喋れんかったから皆が帰ったの見計らってまた家に来た
『もう、早くしてよ
２回目なんだからそんな時間かけなくて大丈夫だよ』
一緒に風呂入りたいって俺のお願いをすんなりと受け入れてくれて、さっき風呂入ったばっかやゆうほかほかのAにまたシャワーをかける
安田「サラサラやな」
『濡れてちゃ分かんないでしょ笑』
ここ1ヶ月くらい、俺はずっと体のどこかにぽっかり穴が空いた感覚があって、
どれだけ寝ても酒飲んでも曲に触れてもメンバーと居っても埋めれへんかった、その原因がAやと気づいたのは結構後で
4日前のクリスマス、俺はここを訪れた
その時は無くなった部分を埋めるのに必死で、ちゃんと話もせんまま俺だけを満たした
やからかまだぽっかりした穴は俺の中にあって、前はどうでも良かったこの感情の答え合わせをするために来た。
安田「あがろっか」
『うん、』
Aが逆上せる前に脱衣所へ出た
安田「う〜〜さむっ」
『早く服着ないと風邪ひいちゃう！』
安田「でも俺裸族やで、強いねん寒さに」
『自称でしょ？笑』
パンツだけ履いて仁王立ちする俺の二の腕をパチンと叩いてリビングへ行ってしまったAの後を追いかける
Aがコーヒー淹れてる間に明日の予定を確認する、携帯を見ると3時を過ぎていた、
安田「まだ起きてて大丈夫なん？」
『うん、明日夕方からだから』
安田「俺もや、一緒」
Aをソファに座らせてコーヒーカップを持たせて俺は後ろに回ってドライヤーを当てる
安田「幸せや、、」
一気に満たされたかのように心が軽くなった気がした
ドライヤーの音で掻き消されたであろう俺の声、やけどしっかり
『幸せ、、』
聞こえてきた、
ちゃんと話し合わなって思ってた考えがどっかに行って、もう言葉なんていらなくて
『どしたの？』
ドライヤーの電源を切る俺を不思議がるAが振り向いた瞬間優しくキスをする
もうそれだけで幸せやねん
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ぐふ(プロフ) - 倉安LOVEさん» 2人ならこうなりそうって予想よりも、こうして欲しいって妄想たっぷりでお届けしていきます(o´艸`)はい！4章も宜しくお願いします！ (2019年1月20日 2時) (
レス) id: b7146b3601 (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - 主人公ちゃんの彼氏が章ちゃんって気づくのかなぁ？知ってしまった時亮ちゃんはどんな反応するのかなぁ。最後まで楽しみに読んでいきます。 (2019年1月19日 11時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
ぐふ(プロフ) - ふじかえるさん» はじめまして！楽しんで頂けてとっても嬉しいです＾＾もっと良い物作りたいとやる気出てきました！！これからもよろしくお願いします（＾_＾） (2019年1月6日 22時) (レス) id: b7146b3601 (このIDを非表示/違反報告)
ぐふ(プロフ) - 倉安LOVEさん» おめでとうございます。今年も読んで頂けるの嬉しいです＾＾頑張ります！ (2019年1月6日 22時) (レス) id: b7146b3601 (このIDを非表示/違反報告)
ふじかえる(プロフ) - はじめまして！1からノンストップで読みました。１の後半くらいからぼろぼろ泣いてしまって... これからの更新も楽しみにしています！ (2019年1月4日 0時) (レス) id: cef1c828a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐふ。 x他1人 | 作成日時：2018年11月22日 12時
