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「Aってさ、そんなこと言う子だったっけ…」
「え、待って。ごめん今のはキモいよねさすがに」
なんか酔いさめて来ちゃった
「ううん違くて。なんか、、カワイイなって」
「酔っ払ってるからへんなこと言っちゃった(笑)お風呂借りるね!」
恥ずかしくてもう穴があったら入りたい、本当に
そう思って逃げるようにリビングを去ろうとしたら
急にうしろから捕まえられてそのまま羽交い締めみたいな状態にされる
確保…???
というよりこれは世に言う「バックハグ」ってやつでは?????
頭ん中大混乱で硬直状態になってると
「かわいい。Aが素直に今みたいに思ってること話してくれるの。」
耳元で話すから脳に直接そう言われてるみたいな感覚に陥る
脳みそ、とけてないよね??
そしたら私の首の前で組まれてた腕が解かれて
その手がそのまま私の肩を掴んでくるりと振りかえらされた
今度は目の前に顔を覗き込んでくるタカ兄の顔が来て思わず目をそらしちゃう
「だから、酔ってる時以外もそうして?思ってること全部教えて欲しい。困ったこととかも。A、考えてること多すぎて全部言ってくんないとわかんないから」
「な?」って言ってくるタカ兄はまるで
小さい子をあやしてるかのような顔してるし
「なんか、保護者みたい」
そういうと吹き出してる
「つば飛んで来た!」
「ごめん、だって(笑)俺、保護者のつもりじゃないんだけど。あくまで恋人として言ってんだけど。」
「恋人…」
あまりにそのワードが新鮮すぎてつい復唱しちゃった
「そう。俺、Aの恋人じゃん?だから多少、保護者っぽくなってもしょうがないんじゃない?実際、超危なっかしいAを保護したいし」
「そうなの?」
「うん。今までタマがAの保護者ヅラしてた分、俺がAの保護者にもなる」
「なにそれ(笑)なんで裕兄ちゃんがでてくるの」
「なんでもなにもないけど?とにかくそういうことだから。」
「はいはーい」
「はいは一回な」
ほら、やっぱりお父さんみたいじゃん
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とも(プロフ) - こんばんは!横尾くんと二カちゃんの兄弟の話が読みたいです! (2017年5月16日 22時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - ともさん» コメントありがとうございます!お答えできるのがいつになるかわかりませんが、是非お聞かせください! (2017年5月15日 23時) (レス) id: a2dfa7793c (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみに読ませて貰ってます!リクエスト大丈夫ですか? (2017年5月15日 23時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だだ | 作成日時:2017年5月9日 1時