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…?
「……え?」
「だから、そこはいらない?って」
「ムリムリムリ!それはほんとヤバいって!」
「何で?近い方がいいじゃん」
そりゃそうだ、だけどそれだけで何とかなることじゃないでしょうよ
「それはそうかもだけど、バレたら本当終わりだよ!?」
「また〜。バレねぇって。むしろ近くにいた方がバレないかもよ?ていうか!近い方が安心だわ。その〜なんて言うか、碧人?もそこの住所知ってんだろうし」
そういうことか…
「…多分、タカ兄のお隣さんにはなれないと思う…そんなお金持ってないし」
多分月ウン十万とかじゃない?(笑)
「俺が出す!」
「タカ兄…嬉しいけど、ごめん。気持ちだけにしておくよ。でもちゃんとこれから家は探す!私もちょっと怖いし」
「そっか…でも俺んちの近くで探せよ?で、いいとこ見つけたら契約する前に教えて。あと、何かされたら絶対秒で言えよ!?」
「ふふっ、わかった!」
タカ兄って意外とめんどくさい
けど、なんかかわいい(笑)
電話を切ったらタカ兄の声で安心したのか、
すぐに眠りについた
翌朝はいつもより早く起きて、
髪型もメイクも念入りに
おばさんの朝ごはんを食べて家を出ると
「そんな可愛くして、どこ行くの?」
聞き覚えのある声に背筋が凍る
振り返ればその顔が分かるけど
あえて振り返る必要もない
誰かなんてもう分かってた
「どうしたんですか…こんなところで」
振り返らずに言った
「どうしたもこうしたも、元気かなと思って。そうだ、"タカ兄"とは、順調?」
「もうやめて!」
そのまま駅の方へと走った
しばらくして振り返ると碧人さんはついてきてなかった
なんか幸せボケしすぎてて
あの写真たちのこととか
まだ何も解決してなかったことをすっかり忘れてた
何かされたら言えなんて言われたけど
心配かけるのが怖くてやっぱり言えないよ
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とも(プロフ) - こんばんは!横尾くんと二カちゃんの兄弟の話が読みたいです! (2017年5月16日 22時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - ともさん» コメントありがとうございます!お答えできるのがいつになるかわかりませんが、是非お聞かせください! (2017年5月15日 23時) (レス) id: a2dfa7793c (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみに読ませて貰ってます!リクエスト大丈夫ですか? (2017年5月15日 23時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だだ | 作成日時:2017年5月9日 1時