特報スクープ！新元号の確定案を占ツク管理人が事前入手！ (ページ3)

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その３ページ3

4月1日は梨元氏の決定により、我々は徹夜出勤となりました。

いかに、新しい元号について、皆さんに知らしめるか、それを梨元氏の手柄とするのか、Twitterを活用するのか、はたまた、インスタグラムで発表するのか、事の真偽をどう証明するのか、等、会議室で白熱した議論を数十分間、致しました。

私としましては、そんなことをしている暇があったら、さっさと発表した方がいいのでは、などと思ってはおりましたが、梨元氏は発表方法をいかに決めるかという点について、極端にこだわられておるようでした。

たしかに、政府よりも先に新元号を発表してしまうこと、その事に対し、何かしら、罰があるのではないか、そういった事などについても慎重に議論をする必要があるとは思います。
何事も石橋を叩いて渡る正確である梨元氏のこと、我々はその意思にしたがってきたため、やはり信じたほうがよいのでしょう。

発表方法について、世界に発信が可能である既存の米国製ソーシャルメディアを使う方法もあったのですが、やはり、梨元氏としては、占いツクール内で勇気をもって発表しようという事になりました。

我々としては、今後、事前リークをしてしまうことで、お昼のワイドショー(例えばミヤネ屋など)や夕方のニューススタッフに、どうやって知ったのか、追いかけ回され、プライバシーも何もすべて暴露されてしまうことに恐怖を持ったことは事実ではあります。

ほんの数時間の事に、リスクを犯すなんて馬鹿げている…、そういう発言をしたスタッフもおりました。。

ただ、わずかながらであっても、事前に発表することに意義があると、梨元氏が自信をもっておっしゃられた姿に我々もついには説得されてしまいました。

たしかに、数時間であっても、スピードスケートやF1レース等においては、順位がついてしまいます。
1位の選手はゴールドメダル、あるいは、高額な賞金と名誉をもたらされますが、2位では意味がありません。

ふと、かつて民主党の蓮舫議員がいった、2位じゃ駄目なんですか？という言葉がよぎりました。

たしかに、2位じゃ駄目なんです。1位でなくては。。。
最初に元号を発表することに、価値があるのです。。。