ごめん。 ページ20
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貴方 side
これはその翌日の朝の出来事であった。
「……」
あれ、……なんかデジャヴなんですけど…
今、青城選手の部屋のど真ん中で青城選手に囲まれて、正座をしています。
岩泉の顔もこの間と全く同じだし…
それに前よりもっと空気が重く感じるような…
「えーっと…」
及川「ねぇ、Aちゃん。」
「はい…」
及川「Aちゃんは、俺たちのバレーは好きじゃない？」
「は？」
岩泉「、……」
及川が凄く悲しそうな顔でそう言うと、
岩泉も怒っていた顔から驚いた顔を見せ、そして及川と同じような顔を見せた。
それから他の選手たちも同じ顔をしていた。
何その顔…
初めて見る皆の顔に、私はすごく胸が痛くなった。
「そんな訳ないでしょ…何急に…
そもそも嫌いだったら入ってないっつー((」
松川「ほんとかよ…」
え…
私の言葉を遮って、意外にも松川が声をあげた。
及川「ふぅ………
もう、俺たちは我慢できない。
今日も、Aちゃんに何かあったのはわかってる。
Aちゃん、もしかして、バレーに辛い思い出でもあるの？」
「……」
今度は真っ直ぐに私の瞳を見て、そう言った。
私の肩なんか掴んで、キャプテンだからって、勇気出して代表して言ったんだろうなって伝わってきた。
だって、
手、震えてる。
「…………」
国見「…先輩……」
金田一「A先輩…？」
答えは間違っちゃいけない。
傷つけたくない。
「……うん。ある。」
岩泉「っ、！…
…何があったか、教えてくれねぇか？」
「……マネージャー達には言ってあるから、皆に聞いてよ。
私は洗濯物してくるわ〜。」
ﾊﾟｼｯ､
そう言って部屋を出ようとしたら、国見に腕を掴まれた。
国見「俺らには直接話してくれないんですか…
俺たち、仲間じゃないですか…！」
傷つけたくない、そう思ってるのは本当。
でも、私は
「国見、離して。」
本当は自分が傷つきたくないだけの自己中な人間なんだよ。
「私たちは仲間でもなんでもない。」
国見「っ、…！！」
岩泉「っ、！おいっ！！」
ｽｯ…
ﾀｯ!
岩泉「Aっ！！」
ﾊﾞﾀﾝｯ！！
及川「Aちゃん…」
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れな(プロフ) - すごく面白いし、とても好きです、良ければ更新してもらえると嬉しいです。完結までついていかせてください。烏野メンバーとクロとの絡みが沢山みたいです！ (2023年5月12日 1時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
ppp - とても面白く、楽しく読ませてもらっています。更新大変かもですが、頑張ってください。楽しみにお待ちしてます。 (2023年3月18日 15時) (レス) id: 9e12ecc8ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザエモン | 作成日時：2023年2月28日 21時
