ライバルでも仲良し ページ19
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研磨 side
Aに逃げられて、試合もそんなに集中できずに、夜ご飯の時間になった。
監督が体育館に来た時、流石に驚いて、すぐAの事を探した。
見つけたと思ったらリエーフの後ろに隠れてるし、
手も握ってた。
しばらくしてAが走って行くのが見えたから、俺もAを追って走った。
走るのは苦手だけど、走る時に考える事と、Aのために走ることなら、好き。
しんどいも、辛いも、Aのためならなんでも出来そうな気がする。
そんなAは稲荷崎の2年と、いつの間にか仲良くなってて、一緒にご飯を食べてた。
「それまじ！？ww」
ほんと、Aは我慢強い。
本当は辛いはずなのに。
何であんなに裏のない顔で笑ってられるんだろう。
俺だったら一生人と話せなくなる…
Aなりに今の選手達に向き合ってるのかな。
黒尾「わっかりやすいなぁw」
研磨「…クロ……」
そういうクロもだいぶわかりやすいけどね。
研磨「別にわかりやすくてもいいし…
だって、好きなのは事実だもん…」
黒尾「マジかよ……
お前、Aの事になるとやけに素直だし、あと男らしく見えるな〜。」
研磨「俺だって男だし…」
それに、クロにはちゃんと言っとかないとダメでしょ。
まぁ、もう手遅れだろうけど。
黒尾「わぁってるっつーの。
つーか、俺もあいつの事好きみたいなんだよな〜」
やっぱり。
研磨「だろうね。」
黒尾「え！それだけかよ！
もっとなんかあるだろー！もっとガッツリこいよガッツリ！」
研磨「最初からこうなる事はわかってたから。」
だってA絶対クロのタイプだし。
Aもクロの身体がタイプみたいだし。
頭の中では俺はAの恋愛対象じゃないってわかってるのに、どうしても諦められない。
いや、俺が諦めたくないだけか。
黒尾「んじゃ、俺が貰っちゃってもいい訳〜？」
研磨「選ぶのはクロじゃないでしょ…」
黒尾「お前、案外負けず嫌いだよな。
ま、そーゆーとこも嫌いじゃねぇけど？」
ｽﾞｼｯ!
黒尾が研磨の肩にのしかかる。
研磨「クロ重い…！」
黒尾「男気見せろ〜！」
研磨「はぁ…」
70キロのデカブツなんて耐えれるわけないでしょ…！
黒尾「人の体重晒すなよ。」
研磨「……俺は悪くない…」
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れな(プロフ) - すごく面白いし、とても好きです、良ければ更新してもらえると嬉しいです。完結までついていかせてください。烏野メンバーとクロとの絡みが沢山みたいです！ (5月12日 1時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
ppp - とても面白く、楽しく読ませてもらっています。更新大変かもですが、頑張ってください。楽しみにお待ちしてます。 (2023年3月18日 15時) (レス) id: 9e12ecc8ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザエモン | 作成日時：2023年2月28日 21時
