腹筋フェチな前田さん。

研磨 ページ35

＿＿





黒尾 side






からかい半分でやったつもりが…




「……っ…//////」





黒尾「え」




やりすぎた…



こいつのタイプってのも、筋肉なのは分かってバックハグしたけど



まさかの照れた。




黒尾「す、まん…！」



「……//////」





急いで離れるも、耳まで真っ赤。




そういう顔もするんだな…


絶対しねぇと思ってたのに…





でも




黒尾「いいじゃん。そういう顔も。

ただ、筋肉ってのがちょっと惜しいけども。」




結構からかいがいある奴なのね〜。




研磨からすげぇ睨まれるし…




あの研磨が興味持ってんのも意外だな。









いーね…おもしれぇ。














･









･









･









･









貴方 side







お願い。何も言わないで。





決して！！！決して私は黒尾にときめいた訳では無い！！！！



全て筋肉のせいだ！！！！！！





スポドリ作って全部忘れます！！！








にしても黒尾の筋肉…って、黒尾はいいんだよ！




筋肉！！筋肉が最高だった！！





ｼﾞｬｰｰｰｯ!!



研磨「A。」




勢いよくスポドリを作っていると、研磨が後ろから現れた。





「何？どしたの？」



平常心。平常心…






研磨「筋肉好きもいいけど。ああいう可愛い顔、あんまり皆に見せないで。」



「え？」




そう言った研磨の目は逸らされていて、少し不機嫌そうな顔だった。




「も、もしかして…拗ねてる…？」




研磨「…拗ねてない。」




拗ねてんな。



てかえ、何。


研磨私の事好きだったの？



いやいや、いくらなんでも自意識過剰すぎる。



あーー




「幼馴染みが黒尾にとられるとかでも思った？」



研磨「は…？」



「もぉー可愛いヤツめー！！」



思いっきり頭わしゃわしゃしたった。




研磨「違うから。」



「なにが。」


研磨「好きだから。Aのこと。」



「うん。知ってるよ？私もー」



研磨「…はぁ。ほんと……」



ため息つかれた。



グイッ、



「えっ、」




研磨「ん。」





研磨は、私の頬に小さなリップ音を立てた。




「っ、！！え…！」




研磨「こう言うことも、それ以上もしたいと思ってる。



でも、返事とかは要らないから。」






それだけ言うと研磨は去っていった。












「え？んー、と？…そーです、ね。……は？」




研磨ってあんなに男らしかったっけ…！？！？！？





＿＿

リエーフのコーチ→←3日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す