二十三話 ページ27
いつかはばれると思ってたけどな…。
まぁでも、このタイミングだったから、まだよかったかもしれない。
青年「……」
そいつは私の顔を見たまま、無表情でたたずんでいた。
悪魔4「おら!」
A「!」
また悪魔が青年に攻撃する。
今度は間に合う。
ガシーン!
青年と悪魔の間合いに入る。
悪魔4「めんどくせーな!お前!」
A「大きな声出さないでよ。うるさい」
カシッ、ザシュッ!
悪魔4「ぐわっ!」
バタッ
悪魔5「うらー!」
カシーン!
次から次へと…。
ちらっと青年を見る。
…まだ突っ立ったまま。
私は叫ぶ。
A「何やってんの!早くそっちの道から逃げて!」
私の声ではっと我に帰ったようで、少し慌てた。
青年「え、えっと…」
A「早く!」
青年「!」
私が急かすと、飛ぶように逃げた。
A「……」
…これで、人を気にすることなく戦える。
カシッ、ザシュッ!
悪魔5「ぐわ!」
A「は!」
悪魔6「ぐはっ!」
バタッ
悪魔7「おい!こっちにいたぞ!」
悪魔8「うお!なんだ!?」
悪魔9「全員こいつにやられたのか?」
またいっぱいきた…。
悪魔10「はさみうちだ!」
後からもきた。
逃げ道をふさがれる。
悪魔たち「「おらー!」」
いっせいに飛びかかってきた。
全身に力を込める。
そして、私は自分自身を回転させ、風を全て外側へ放つ。
A「はぁーっ!」
すると私を中心にして、風の渦、つまり竜巻ができる。
その竜巻は悪魔たちを巻き込み、吹き飛ばす。
悪魔たち「「ぐわー!」」
ドサッ…ドサドサッ…
A「ふぅ…」
周りには、悪魔が裏道を埋め尽くすほどに倒れてる。
私もそろそろ逃げようかな。
そう思い、一歩を踏み出したとき、
A「っ」
急に力が入らなくなった。
私は左に倒れ、壁にぶつかる。
A「いっ!」
左肩に激痛が走る。
怪我…してたんだった。
壁をつたい、ズルズルと崩れ落ち、壁にもたれかかっている形になる。
A「っ……」
立とうとしても、全く力が入らない。
力を使いすぎたんだ。
クモとも長時間戦って、体力を消耗してたし、怪我もした。
悪魔ともかなり戦って、風の魔法を思いっきり使った。
精神的にも、かなり追い詰められて。
そりゃ、倒れるよ…。
でも…こんなところで倒れたら…!
悪魔11「な、なんだ!?」
A「!」
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心流 - わー!見てくれたんですね!うれしいです!お褒めの言葉、ありがとうございます…!お互お互いに頑張りましょうね! (2017年2月25日 17時) (レス) id: 3f7b35ca21 (このIDを非表示/違反報告)
星園☆.。+(プロフ) - ひゃー…!心流様の小説読みやすくて涙出てきそう…() 夢主ちゃんの設定も素敵で…。更新頑張ってくださいね…、! (2017年2月25日 14時) (レス) id: 5e90579951 (このIDを非表示/違反報告)
心流 - わわ!ありがとうございます〜!白猫やっていらっしゃるんですね!ぜひ相互お願いします!名前はゆ☆きで、リーダーはルカです!フォローさせていただきましたので、多分いると思います!これからもがんばりますので、見てくれたら嬉しいです! (2017年1月23日 17時) (レス) id: 3f7b35ca21 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - 初めまして!面白いです!! 話の続きが気になります! 白猫やってるので相互に、、名前は卯月@相互募集中です! リーダーはレインです! 応援しています!頑張って下さい!!!! (2017年1月22日 23時) (レス) id: c73dabba4f (このIDを非表示/違反報告)
心流 - コメントありがとうございます!引き込まれるなんてそんな…!ありがとうございます!まだまだ未熟ですが、更新頑張りますので、見ててくれたらうれしいです! (2017年1月21日 17時) (レス) id: 3f7b35ca21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:心流 | 作成日時:2017年1月14日 16時