二十二話 ページ26
A「………はぁ？」
青年「君、さっき悪魔をやっつけてたじゃん！早くやっつけろよ！」
なに…こいつ。
A「…なんでお前に言われなきゃいけないの？」
青年「俺はまだ死にたくないんだよ！なぁ、助けてよ！君は人を見殺しにするの？」
A「……」
涙目で私の肩を掴んできた。
なんだよ……。
こいつ、私のことバカにしてきたくせに…！
A「っ！」
そいつの腕を振り払う。
A「…お前何言ってんの？私をバカにしてきて、私を殴ったよな？なに調子のいいこと言ってんだよ。」
そいつを思いっきり睨む。
青年「っ！わ、わかった！あのことは謝るから！ね！早くやっつけてよ！」
A「……」
私はあの時あいつがやってきたように、蔑んだ目でそいつを見る。
調子良すぎて、笑えてきた。
でも……
見殺しにするのは、私自身いい気がしない。
悪魔の方へ視線を向ける。
悪魔たちは余裕ぶって、へらへら笑ってた。
悪魔1「話はもう終わったか？」
A「…っ！」
ガシーンッ！
後ろにいた悪魔がいきなり攻撃してきた。
A「…は！」
カン！
悪魔2「！」
武器を振り払い、相手がひるんだところを攻撃。
A「はぁ！」
悪魔2「ぐわ！」
間髪入れずに、隣にいた奴にも剣を振るう。
悪魔3「ぐは！？」
バタッ
後ろにいたやつは、やっつけたな。
さっき向き合ってた悪魔の方へ向く。
青年「うわー！」
青年が攻撃されようとしている。
A「！」
悪魔1「ハハハ！」
間に合わない！
A「…っはぁー！」
私は瞬時に全身に力を入れ、集まった風で攻撃する。
悪魔1「ぐっ！」
直撃。青年のいる方向へ倒れる。
青年「ひっ！」
悪魔が倒れたあと、周りの悪魔たちはどよめいた。
悪魔4「な、なんだいまの…」
悪魔5「この女がやったのか？」
悪魔6「こいつ、魔法が使えたのかよ…」
なんかいつの間にか、悪魔が増えてる。
三人ほどやっつけたのに、それより多い数に増えていた。
青年「……ねー、君ってさぁ魔法使えんの？」
A「！」
…あ。
そう、だった。
村の人に魔法のことを知られたら、ダメだったんだ…。
A「……そうだよ」
…もうあとには、引けない。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー白猫キャラ
リアム
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
心流 - わー！見てくれたんですね！うれしいです！お褒めの言葉、ありがとうございます…！お互お互いに頑張りましょうね！ (2017年2月25日 17時) (
レス) id: 3f7b35ca21 (このIDを非表示/違反報告)
星園☆.。+(プロフ) - ひゃー…!心流様の小説読みやすくて涙出てきそう…() 夢主ちゃんの設定も素敵で…。更新頑張ってくださいね…、! (2017年2月25日 14時) (レス) id: 5e90579951 (このIDを非表示/違反報告)
心流 - わわ！ありがとうございます〜！白猫やっていらっしゃるんですね！ぜひ相互お願いします！名前はゆ☆きで、リーダーはルカです！フォローさせていただきましたので、多分いると思います！これからもがんばりますので、見てくれたら嬉しいです！ (2017年1月23日 17時) (レス) id: 3f7b35ca21 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - 初めまして！面白いです！！ 話の続きが気になります！ 白猫やってるので相互に、、名前は卯月@相互募集中です！ リーダーはレインです！ 応援しています！頑張って下さい！！！！ (2017年1月22日 23時) (レス) id: c73dabba4f (このIDを非表示/違反報告)
心流 - コメントありがとうございます！引き込まれるなんてそんな…！ありがとうございます！まだまだ未熟ですが、更新頑張りますので、見ててくれたらうれしいです！ (2017年1月21日 17時) (レス) id: 3f7b35ca21 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：心流 | 作成日時：2017年1月14日 16時
