【H×H】雨の降る街【クロロ】 (ページ11)

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９．絶対にだページ11

親に……会う………？

今、こいつそういったか？

何言ってるんだ…こいつ

クロロ｢あんなに嫌がってた親に会うってことだよな｣

Aは首を上下に一回動かした

それも、すごくゆっくりと

“嫌がってる”

一瞬で分かった

クロロ｢いやなのに合うのか？｣

貴方｢いやだけど、そうしないと……いけないから｣

クロロ「誰がそんなこと決めたんだよ」

貴方｢誰も決めてない……
けど、なんとなく……そうしないともっと酷い事が起こるんじゃないかって
私よりも、他の人を傷つけ始めるかもしれないから」

クロロ「自分の安全が最優先じゃないのか？
それでいいと思わないのか？！」

貴方「…たとえばさ
…クロロの仲間が自分のせいで他の人に殺されたら
……クロロはどう思う？」

クロロ｢……そいつをどこまででも追いかけて殺す」

貴方｢そうじゃなくって……
悔しいとか、悲しいとか……ないの？
私は、自分の無力さがわかっちゃうし、辛いから……」

クロロ｢そりゃ……！」

気がついたらAは泣いていた

その涙が、俺は美しいと思ってしまった

貴方「逃げて見つかったら最後、私……
イルミとか、クロロが………！！
そんなのいやだよ…？！だから私が……私が出ていけば……」

クロロ｢なら、俺が近くで見ている
絶対、Aを危険なめにあわさないため…

もし、Aが危険だと思ったらすぐにお前の親だろうと、なんだろうと関係なく消しさる」

貴方｢私、戦える……そんな事しなくても大丈夫」

クロロ｢それなら終わらお前が合う事を全力でとめる
たとえ、お前がどんな手を使って俺たちを殺そうとしてもだ」

“絶対にだ”

俺は、最後に念押しにと、そういった