好きになってはいけないのに②~yuta.j (ページ4)

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54~勇太side ページ4

Aが車で待ってくれてる間に

飲み物やら食べ物を買う。

何かサービスエリアみたいなところの屋台？

あると寄っちゃうし買っちゃうよね。

ご当地グルメみたいなやつ。

俺はAが好きそうな甘いお菓子や、パン、飲み物を買う。

彼女に食べさせたいものばかり買い、自分のはあまり買わなかった。まあ運転するしね。

買い物を終えて俺は店を出る。

車に向かってる途中、俺は声をかけられた。

『すみません…キンプリの神宮寺くんですよね…』

勇太｢あ、はい？｣

やっぱそこまで重装備じゃないから気づく人はすぐ気づく。

『あの…いつも応援してます…』

勇太｢ありがとうございます。｣

そう言って笑顔で握手した。

勇太｢じゃあ俺行きますね！｣

やっぱAの事が大好きだから他の女の子はどうでもいい

その場にいたくなくて彼女の待つ車へ向かった。

その声をかけてきた女の子が後をつけてただなんて、知らなかった。

勇太｢A～？買ってきたよ～。｣

A｢勇太おかえり～わあ！美味しそう！私の趣味わかってるね～｣

勇太｢当たり前じゃん！じゃあそろそろ行こっか！｣

彼女を見るなりに俺は笑顔になる。

カシャ

俺たちが仲良くしてるところを撮られるなんて思ってなかった。