好きになってはいけないのに②~yuta.j (ページ25)

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A｢栗原さん…あと少しの間ですがよろしくお願いします…｣

いつも面倒を見てくれる優しい栗原さん。

やっぱお世話になった会社だから辞めるのも辛い。

栗原さん｢会社辞めても会おうね！｣

A｢はい！！！｣

涙が止まらなくなり泣きながらも今日の仕事を終える。

あ、勇太に連絡しなきゃ。

『ゆうた～終わったよ、迎えに来れる？』

すると返事が来る。

『ごめん、まだかかりそうだから俺のマネジャーに迎え頼んでおくから、カフェにいて』

そう言われ私はカフェで勇太のマネージャーが来るのを待つ。

15分ほどすると

『すみません。Aさんですか？』

A｢はい。｣

『King&Prince マネジャーの嶋田です。神宮寺からはお話聞いております。』

そう言って話しかけてきたのは勇太のマネージャー。年齢は三十代後半っぽい男の人。

A｢あっ…はい。よろしくお願いします…｣

マネジャー｢じゃあ行きましょう｣

マネジャーに連れられ、車に乗る。

マネジャー｢神宮寺から話は聞きました。大変なことになっていますが心配しないでください。仕事の紹介もできますし、私はあなた達のことなので反対はしていません。協力出来ることはしますので、いつでもご連絡くださいね。｣

そう言ってマネジャーは私に連絡先を渡した。

私、タレントじゃないのに連絡先って…笑

グループぐるみで協力してもらえて本当に助かる…

A｢ありがとうございます。｣

マネジャーは運転して勇太の家に到着し、私はお礼を言って家に入った。