弎 ページ4
はたして、扉を開けてそこに立っていたのは
?『おいお前!いつまで寝てんだ稽古の時間だ起きろ!』
私にそんな怒声を浴びせてきたのは、鬼殺隊現音柱、宇髄天元だ。漫画読んでても思ったけどやっぱ顔整ってんだなこの人。めっちゃ端正な顔立ちしてる。それ自覚あんだよな。腹立つな
いや、そんなこと考えてる場合じゃない。もうこりゃ転生です!確定!証拠が揃いすぎている。
あの時終わった私の命。それでもここで生きてる。ってことはだよ神様。これは私に救えと言ってるんだね。主要人物を救って良いのだね私は。もちろんあの展開も好き。だけどやっぱり、みんな笑ってる顔が見たいじゃないか。
やってやろう。救ってやろう。絶対死なせない!
って意気込んでたら
『お前人の話聞いてんのか』
と、怒られてしまった。というか、稽古って言ったよねこの人。柱稽古ではなさそう。え?じゃあ何で稽古つけてくれるの?
「なんで稽古つけてくれるんですか?」
思わず疑問が口をついてしまったようだ
『なんでだぁ?お前が俺の継子だからに決まってんだろ』
え?この人継子取らないんじゃないの?なんで?
「継子取らないんじゃないんですか?」
この口は何でも素直に言ってしまう。困ったもんだ。
『そうやって俺が断ってもしつこく頼んできたのはお前だろうが!なんだお前、今日なんか変だぞ。食いもんにでも当たったか?』
と言って心配された。この子凄いな。音柱を根負けさせるなんて。なかなかやるやつだ。
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しぐ - すごく面白そうですね!!!更新頑張って下さい!!!!! (8月25日 22時) (レス) @page5 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゴンドウイルカ | 作成日時:2023年8月20日 21時