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もうすぐ夏休みだが、ヒーロー科に休みなど存在しない。
夏休みには林間合宿がある。
その事で皆テンションが上がっていたが、次の期末で赤点を取ったら補習地獄だそうだ。
中間テストで下位の成績だった生徒は慌てている。
なので中間で1位だった八百万の所に勉強を教えてもらおうと数人集まった。
それを見た中間15位の切島が「この人徳の差よ」と3位の勝己に言っていた。
勝己は「教え殺したろか」と対抗心をメラメラ燃やしていた。
「そういえば光弥、お前は中間何位だったんだ？」
「え、1位だけど？」
光弥の1位という言葉を聞いた周りの生徒は、えっ、と言葉を失った。
普通科はヒーロー科よりも人数が多く、座学も多くしているので、ヒーロー科より1位を取るのが難しい。
なのにしれっとそんな事を言う光弥に、聞くんじゃなかった。と切島は思った。
そして今度は光弥の周りにわらわらと人が集まる。
「マジかよ光弥！お前そんな頭良かったのか！？」
「つか、普通科のテストってどんな感じだったんだ？やっぱ難ったのか？」
「いや、別に難くはねぇけど。だってあんなの授業聞かなくても分かるだろ」
＿＿ピキッ
光弥のその一言で下位の生徒は石のように固まった。
そんな彼らを見て、「え？何か変なこと言った？」と全く状況が理解出来ない光弥。
そして光弥も教える側になったのであった。
そして放課後になり、期末テストの内容が対ロボットの実践演習と分かり勉強が苦手な生徒は喜んでいる。
「ロボならラクチンだぜ！」
「ほんとほんと！」
「後は八百万に勉強教えてもらえば、期末はクリアだ！」
「「これで林間合宿バッチリだぁ！！」」
芦戸と上鳴がワイワイ騒いでいると、「人でもロボでもぶっ飛ばすのは同じだろ」と勝己が水を指した。
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ARy - やぁばいぞこりゃ。ﾊﾊｯって笑い声が映るだけで某ネズミーマウスが脳内再生されますよ (2023年5月1日 16時) (
レス) @page37 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
ARy - 爆豪の兄貴かっけ！好き！ (2023年5月1日 15時) (レス) @page15 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
あーる - 血液、、、、もしかしたら爆発しちゃうのかもねぇっ！ (2022年6月22日 16時) (レス) @page17 id: b99f7244c0 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - ありがとうございます！これからも楽しんで頂けると幸いです！更新頑張ります！ (2021年8月19日 16時) (レス) id: 5b941b1f0d (このIDを非表示/違反報告)
rihuru(プロフ) - 光弥くんの言っていたこと、すごい共感出来ました。光弥くんの話していることのどこからどこまでが冗談なのか、それとも全て本音なのか、かんがえさせられますね。すごい面白いです！更新頑張ってください！ (2021年8月19日 14時) (レス) id: 7414ee8cfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2021年8月6日 21時
