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第2試合はA組の瀬呂範太と轟焦凍との戦いだったが、すぐに決着が着いた。
轟が氷の個性を使い、瀬呂を氷漬けにし第2回戦の進出を決めた。
だが、イラついていた轟は瀬呂以外にもステージも凍らせ、観客席や外にまで届く大きな氷を作った。
そのため、氷が溶けてステージが乾くまで時間がかかり第3試合は遅めに始まった。
『エブリバディ！大変長らくお待たせしたぜ！第2試合で氷漬けんなったステージもようやく乾いて、次の対決！』
第3試合の光弥は両手をポケットに手を突っ込みながらステージへ上がる。
『こいつもまだ目立った活躍なし！だが予選はなんと5位！最初は最下位だったのにどうやって上がったんだ！？騎馬戦では心操とチームを組み3位！そしてなんと！あのA組の爆豪勝己の双子の兄！顔は瓜二つだが、弟とは違い引っ込み思案か！？普通科 爆豪光弥！』
「別に引っ込み思案じゃなくて、目立ちたくないだけなんだけど…」
『バーサス！スパーキングキリングボーイ！ヒーロー科 上鳴電気！』
「よろしくな光弥」
「お〜よろしく」
光弥と上鳴の対決にはA組やD組が興味津々だ。
普段D組では誰とも話さない光弥だが、唯一D組からの最終種目進出であるためクラスメイトは光弥を「頑張れ」と応援している。
しかし光弥はそんなクラスメイトの方など見向きもしない。
そしてA組では光弥の話になっている。
「なあなあ爆豪！光弥ってどんな個性何だ？」
「あ？んで俺に聞くんだよ」
「だってお前の兄貴じゃん。お前が一番詳しいだろ？」
「ねえねえデクくん！光弥くんって強いの？」
「うん強いよ。強さはかっちゃんと同じくらいかな」
「俺の方が強いわボケェ！！」
「ﾋｯ…ご、ごめん！」
ワーワーと騒ぐA組をよそに、第3試合が始まる。
『さあさあ！今回もド派手なバトルを頼むぜ！レディースタート！』
「光弥、負けても恨みっこ無しな！」
「あ？」
「多分この勝負、一瞬で終わっから！」
そう言うと上鳴は個性を発動させ全身に雷を纏った。
「無差別放電 ひゃくじゅうさn──」
上鳴が放電しようとした刹那、上鳴の目には光弥の掌が映った。
そして次の瞬間には、上鳴は地面に叩き付けられた。
「ﾊﾊｯほんとだ。一瞬で終わったな」
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ARy - やぁばいぞこりゃ。ﾊﾊｯって笑い声が映るだけで某ネズミーマウスが脳内再生されますよ (2023年5月1日 16時) (
レス) @page37 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
ARy - 爆豪の兄貴かっけ！好き！ (2023年5月1日 15時) (レス) @page15 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
あーる - 血液、、、、もしかしたら爆発しちゃうのかもねぇっ！ (2022年6月22日 16時) (レス) @page17 id: b99f7244c0 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - ありがとうございます！これからも楽しんで頂けると幸いです！更新頑張ります！ (2021年8月19日 16時) (レス) id: 5b941b1f0d (このIDを非表示/違反報告)
rihuru(プロフ) - 光弥くんの言っていたこと、すごい共感出来ました。光弥くんの話していることのどこからどこまでが冗談なのか、それとも全て本音なのか、かんがえさせられますね。すごい面白いです！更新頑張ってください！ (2021年8月19日 14時) (レス) id: 7414ee8cfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2021年8月6日 21時
