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「＿＿何で？」
緑谷は自分でも驚くほど自然に出たその言葉。
そしてそう緑谷が言ったのと同時に信号が青に変わり光弥が歩き出した。
緑谷もその後を慌てて着いていく。
「…デクはさ、俺がヒーローに興味無ぇの知ってるよな？」
「う、うん」
「だからだよ」
「…え？」
「俺はヒーローに興味無ければ、今日の体育祭も興味なんて無かった」
突然の光弥の証言に驚きを隠せない緑谷。
"体育祭であんなに功績を残していたのに…"
緑谷にとって光弥が不思議でしょうがなかった。
「…じゃあ、どうしてリタイアしなかったの？」
「…勝己に言われたんだよ。俺を本気で叩き潰したいから本気でやれってさ。だからリタイアせずに決勝まで行った」
「へぇーそうだったんだ」
「あぁ。だから決勝まで行ったからもういいかって思ったし、俺はヒーローに興味無ぇからあそこで目立っても意味無かったから、わざと場外に出た」
「これで納得したか？」と光弥は緑谷の顔を見た。
緑谷は「うん」と静かに頷いた。
「でもそれだったら、みっちゃんこのまま帰るのはちょっと危険じゃない？」
「ん？何で？」
「だってかっちゃん、体育祭終わってからもずっとイライラしてたから…」
「だろうな。でもまぁ、1発殴られる覚悟ではいるから大丈夫さ」
「そう…なんだ」
覚悟を決めている光弥を凄いと思いながらも、1発しか殴らせない気でいる彼の強さに驚嘆した緑谷だった。
「じゃ、俺こっちだから。その怪我お大事にな」
「ありがとうみっちゃん。みっちゃんもお大事に」
そう言って2人は別れた。
そして光弥が家に着き、玄関を開けた。
「ただいm───」
ドゴッ
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ARy - やぁばいぞこりゃ。ﾊﾊｯって笑い声が映るだけで某ネズミーマウスが脳内再生されますよ (2023年5月1日 16時) (
レス) @page37 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
ARy - 爆豪の兄貴かっけ！好き！ (2023年5月1日 15時) (レス) @page15 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
あーる - 血液、、、、もしかしたら爆発しちゃうのかもねぇっ！ (2022年6月22日 16時) (レス) @page17 id: b99f7244c0 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - ありがとうございます！これからも楽しんで頂けると幸いです！更新頑張ります！ (2021年8月19日 16時) (レス) id: 5b941b1f0d (このIDを非表示/違反報告)
rihuru(プロフ) - 光弥くんの言っていたこと、すごい共感出来ました。光弥くんの話していることのどこからどこまでが冗談なのか、それとも全て本音なのか、かんがえさせられますね。すごい面白いです！更新頑張ってください！ (2021年8月19日 14時) (レス) id: 7414ee8cfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2021年8月6日 21時
