【 LXVI 】 ページ28
翌日。
「ダメだって言ってるだろ。」
「なんでよ、別に怪我してるのは足だけじゃない。」
「医師からは一ヶ月安静って言われてるだろ？」
「別にもう大丈夫だもん。」
朝っぱらから口論をしているAと蓮。
起きてから急にフルートはどこ？と蓮に聞くA。
そこから始まった口喧嘩、
もうかれこれ20分ほど経っている。
するとガチャッと開く扉、
「も〜、うるさいっすね〜。」
二人は玄関の方を向く、そこにいたのはロウレスとリヒト、
「あれ、どうしたんだい？」
「騒がしい声が聞こえたから様子を見てこいってクランツが、」
「何回もインターホン押しても出てこないから帰ろうと思ってドアを引いたら開いたんで勝手に入ってきたっす。」
「あ、そういえば朝外に出た後に鍵かけてなかったんだ。」
「何やってんのよおっちょこちょい。泥棒だったらどうすんの？」
「そんなに言わなくたっていいだろ。どっちにしろダメだからな。」
「………………」
むくれてそっぽを向くA。
「あの…どーしたんすか？」
「蓮がフルート吹かしてくれないの。」
「医者がダメって言ってるだろ。」
「自分の体調は自分が一番知ってる。」
「そんなこと言ってるとまた倒れるぞ？」
「蓮なんて嫌い。」
「………っ…何度言われてもダメだからな。」
今の言葉にはダメージを食らったのか戸惑う蓮。
自分の言葉は折らなかったがが心は折れたらしい。
「あーぁ、暇。出かけちゃダメなの？」
「絶対安静。」
「…………」
あからさまに機嫌の悪い顔をするとAは部屋に戻った。
「……はぁ、迷惑かけて悪かったね。二人とも、クランツさんにも言っておいてくれ。」
「あぁ、はいっす。そんじゃあ、帰るっすよ〜リヒたんってもういない！」
ロウレスはリヒトに声をかけようと玄関の方を向くが既に帰ったのかリヒトの姿はなかった。
ちょっ、リヒたーん！？とロウレスも戻っていった。
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ルイ(プロフ) - 淡月さん» ありがとうございます！喋り方ちゃんとしていてよかったです！応援ありがとうございます、頑張りますね！ (2016年9月25日 21時) (
レス) id: fd80353d0e (このIDを非表示/違反報告)
淡月 - これすごく面白いですね リヒトの喋り方もちゃんとなっているし、話の区切り方も上手だし、凄いです。これからも応援してるんで頑張ってください。 (2016年9月25日 11時) (レス) id: ac32f96c3f (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 塩化水素さん» そしてレスで返してませんでした、申し訳ありません。本当にありがとうございます！ (2016年9月6日 22時) (レス) id: fd80353d0e (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - あ、本当だ…！！言われて気づきましたwってことは話が一話ずつズレてる……！！え、ありがとうございます、全然気づきませんでした。 (2016年9月4日 23時) (レス) id: fd80353d0e (このIDを非表示/違反報告)
塩化水素 - すごく面白いです！やっぱりリヒたんはいいですね\(//∇//)\…あとLXXVIが二つあるような気がします。もし間違っていたらすみません＞＜ (2016年9月4日 23時) (レス) id: aac0d621d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ x他1人 | 作成日時：2016年8月21日 20時
