氷姫 弍【冨岡義勇】

玖拾伍話 ページ47

＿＿凄く嫌何だ。



Aと義勇さんが恋仲だと知って凄く嫌な気持ちになった。…心から祝福出来なかったんだ。




確かに匂いで、Aが義勇さんが好きな事


義勇さんがAを好きな事は分かった。




でも諦められないんだ。……気付いたらこんなに好きになっていた。Aの優しさに心を奪われてたんだ。




【『竈門君＿＿』】




そうやって俺の名前を呼ばれるだけで心臓がおかしなくらいに鳴るんだ。



君が、そうやって俺を心配してくれたりとか
全集中・常中を教えてくれたりとか＿＿＿





何よりも禰豆子をあんなにも信じてくれた事だ
あんな直ぐに信じてくれるとは思わなかったから＿＿＿＿




俺はいつの間にか君に恋をしていたんだ。





君を俺のものだけにしたい。





抱えているAを支えてあげたい。





いつかはAの笑顔を見てみたい。






ごめん＿＿＿A、君が義勇さんしか見てないのは分かってるけど……諦められないんだ。







だから伝えるよ＿＿＿＿＿＿＿







「好き」って＿＿＿＿＿＿

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