玖拾壱話 ページ43
嘴平君はやる気満々そうだが…我妻君、凄く震えている。大丈夫だろうか…
「今帰った所だが俺は力が有り余っている、行ってやってもいいぜ!」
「アアアアアオイちゃんを放してもらおうかたとうアンタが筋肉の化け物でも俺は一歩もひひひ引かないぜ」
「………」
音柱様の威圧が凄くて皆、びくびくとしている。…私も少しビクッとなったが。
「……あっそォじゃあ一緒に来ていただこうかね」
音柱様がこんなにアッサリ引き下がるなんて思わなかった。…まぁ、納得して貰えたならそれで良いか____
「ただし絶対俺に逆らうなよお前ら」
「キャアッ」
アオイさんのお尻を叩いた音柱様__それは色々とアウトかと思われる。
「で?どこ行くんだオッさん」
「日本一色と欲に塗れたド派手な場所」
欲……あ、だから女の隊員が要るのか。納得がいった。…我妻君も気付いたっぼい。
「鬼の棲む“遊郭”だよ」
…遊郭。男と女の欲で塗れた場所。行ったことは勿論無いが、いやむしろ行きたくない。
「その前に、ソイツの許可を貰わなきゃいけねぇ」
音柱様に指を差された。…あ、そうか。師範に許可を貰わなきゃいけないのか。
「A!!…そういえば、怪我は大丈夫なのか?」
竈門君が私にやっと気付いたらしく、怪我を心配してくれた。…竈門君の方が大丈夫なのだろうか。
『…竈門君の方が大丈夫なの?』
「ああ!すっかり大丈夫だ!!」
…確かに元気そうだ。それなら、良かった。
見る限り、我妻君と嘴平君も元気そうだ。
「なぁに、Aちゃんと良い雰囲気になってんだよ!Aちゃぁん、俺も元気だよぉ!!」
「俺様も元気だぜ!!」
「オラ、さっさとコイツの屋敷に行くぞ」
…師範は許可してくれるだろうか___
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水波氷華#水柱 - クラムボンさん» しゃああ!!キタァァァ!!義勇さん!(取り乱しました) (2020年5月28日 19時) (レス) id: a75ba4312e (このIDを非表示/違反報告)
クラムボン - ツキナさん» はい!がんばります! (2020年5月27日 14時) (レス) id: a2a28532ba (このIDを非表示/違反報告)
ツキナ - こんにちゎ。更新、、楽しみに、、、してます。 (2020年5月27日 13時) (レス) id: b8157ff917 (このIDを非表示/違反報告)
クラムボン - 水波氷華#水柱さん» 義勇さんは、次の話しで出てきます!(多分) (2020年5月26日 22時) (レス) id: a2a28532ba (このIDを非表示/違反報告)
水波氷華#水柱 - クラムボンさん» 義勇さんんんんん!!!すいません取り乱しました (2020年5月26日 22時) (レス) id: a75ba4312e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クラムボン | 作成日時:2020年5月15日 13時