氷姫 弍【冨岡義勇】

陸拾玖話 ページ21

私はなるべく、師範とは会わないようにしている。


……意識してしまうからだ。『好き』と自覚してから意識し過ぎてしまう。



師範の隣に居るだけで私の心臓は大きく鳴る。おかしなくらいに。…何度も言っているが本当なのだ。



……でも、話したいな。とか会いたいな。とか思ったりもする…恋って複雑何だなぁ………





＿＿＿「Aちゃぁぁぁん！！」



そんな事を考えながら歩いていたら、我妻君が大きな声で私の名前を呼び、大きく腕を振っていた。



『我妻君。怪我は大丈夫？』


「うん！Aちゃんがお見舞いに来てくれたから大丈夫だよぉぉ♡」


鼻の下を伸ばしながら私に伝えてくる我妻君。
…怪我が治ったなら良かった



『今から任務に行くんでしょう？頑張ってね。』


次の瞬間、我妻君は鼻血を出しながら私の手を握ってきた。


「Aちゃんに応援されたら頑張っちゃうよぉぉぉ！！もう、この任務終わったら結婚してぇぇぇ！！」



……我妻君は凄く変わっている人思う。直ぐに顔を赤くしたり鼻血出したりするもの。…大丈夫なのか＿＿？



「善逸！！Aに失礼だろう！やめろ！！」



と竈門君が我妻君と私が握っていた手を強引に離した。…助かったのだけれど。



「…ごめん…(炭治郎、絶対嫉妬じゃん。音怖いし……)」


「A、久し振りだな！」


『久し振り、怪我は大丈夫？』


我妻君と同じ事を聞くと竈門君は笑顔で「もう全然大丈夫だ！！」って言っていたので大丈夫なのだろう。



『…良かった。次の任務ではあまり無理しないでね？』


何て先輩ぽく、言って頭を撫でると竈門君は顔を真っ赤に染めた……熱でもあるのだろうか？



「なぁ、炭治郎あの人…誰？」


と我妻君が指を差した人物は私が会いたいような会いたくないような…師範だった。





▽▲▽▲▽


髪切ったら好きだった人の事、忘れられそうです♪

まぁ、その好きだった人の事親友も好きで…応援してたんですよ。…こんな話誰にも出来ませんよ本当に笑

もう恋愛は嫌ですねぇ〜、、、私はこれから義勇さんにガチ恋していきます←


(私の雑談を見て頂き誠にありがとうございました)

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