陸拾陸話 ページ18
溝田さんの「…やっぱ無理かぁ」の言動が凄く気になる。…本当に何が無理なのだろうか?
__そうしていると、私達の前にみたらし団子とわらび餅が運ばれてきた。
…やっと来た……。
私は、みたらし団子を口に入れる。…久し振りに食べるとやはり美味しい。この甘い蜜が大好きだ。
__「水香さんの師範って水柱様ですよね?」
溝田さんがそんな事を聞いてきた。…何故そんな事を聞くのだろう、『はい』と私は答える。
「水香さんは、水柱様が好きなんですね…」
____え?
私の聞き違いだろうか。溝田さんは今、私が師範の事好き__って言った?
『…違いますよ』
…違う。そんな感情何て……無い。だって、私と師範は、そういう関係じゃない。
「だって、水香さん水柱様のお話をする時表情が優しくなりますよ。」
………そんな__無意識に表情が緩んでいたのだろうか。
「…素直になれば良いじゃないですか。別に恥ずかしがる事でもありませんよ!」
__確かに、最近師範の事で心臓が大きく鳴ったりする事は多かった…気がする。
師範の優しい微笑みとか見るとおかしな位に心臓が大きく鳴ったりする
慰めるだけではあったが__抱き締められたり。とか……そんな時も凄く顔に熱が集まっていたのを覚えてる。
__でも確か、竈門君にも抱き締めて貰った事はあるが師範に抱き締めて貰った時よりは心臓が大きく鳴ったり、顔に熱が集まったりしなかったかもしれない…
___じゃあ、私本当に………………
『……そうかもしれません…』
認めるしか無い。……きっと私は師範が好きなんだ。
「…俺、水香さんが好きだったんです。」
溝田さんの言葉に吃驚した。__そんな、まさか自分が人に好かれている何て思わなかった。
「…でも、諦めます。水香さんを応援しますよ!だから__友達として…宜しくお願いしますッ…!」
と溝田さんは私に手を伸ばしてきた。……やはり溝田さんは良い人だ。
『…はい。友達です』
私は溝田さんの手を握る。…溝田さんはニコッと笑った。そんな笑顔につられそうになる。
「__頑張って下さいね!」
『……はい。』
……師範、私貴方の事が………
好きみたいです。
大正コソコソ噂話!
溝田さんの年齢は、17でAさんより1つ上らしいですよ!
▽▲▽▲▽
溝田さんは、この後も登場します!(多分)
496人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水波氷華#水柱 - クラムボンさん» しゃああ!!キタァァァ!!義勇さん!(取り乱しました) (2020年5月28日 19時) (レス) id: a75ba4312e (このIDを非表示/違反報告)
クラムボン - ツキナさん» はい!がんばります! (2020年5月27日 14時) (レス) id: a2a28532ba (このIDを非表示/違反報告)
ツキナ - こんにちゎ。更新、、楽しみに、、、してます。 (2020年5月27日 13時) (レス) id: b8157ff917 (このIDを非表示/違反報告)
クラムボン - 水波氷華#水柱さん» 義勇さんは、次の話しで出てきます!(多分) (2020年5月26日 22時) (レス) id: a2a28532ba (このIDを非表示/違反報告)
水波氷華#水柱 - クラムボンさん» 義勇さんんんんん!!!すいません取り乱しました (2020年5月26日 22時) (レス) id: a75ba4312e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クラムボン | 作成日時:2020年5月15日 13時