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「怖かったね、はい大丈夫大丈夫、深呼吸。」
家入さんが夢の背をさすりながら軽蔑の眼差しを俺に向ける。
五条さんも夏油さんも、多分俺を呪霊か何かだと思っている。
きっとこれはもう弁解の余地がない。が、
俺は売られた喧嘩は買う主義である。ここで諦めるなんぞ漢を名乗る資格がない。
「悟、手を出しちゃいけないよ。Aはこのまま上に引き渡す。」
「わーってるよ。なぁオイA、なんか言い残すことあるかよ。」
このままだと俺は最悪処分される。
夢の言う通り出来損ないの脳みそをフルスロットルで回した。何か、何かこの状況を捻じ曲げられる方法はないか。
、、、そういえば、死んだじーちゃんがよく言っていた。
困ったとき、必ず自分を助けてくれるのは"愛"だと。
痛々しいジジイだと当時は馬鹿にしていたが、ありがとう。
それ、使わせてもらうぞ。
『、、、、、、、ぐすっ』
俺はへなへなとその場に座り込む。
顔を両手で覆い、わざとらしく鼻を啜る。
『コイツを襲うわけねぇよ、、、んなわけ、、、
だって俺、ずっと夏油さんが好きで、、、！
それなのに、、、ひでぇ、ひでぇよ、、、っ』
俺はそう吐き捨てて教室を飛び出した。
もはや大爆笑である。
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美園(プロフ) - クァ！最高すぎました！夢主君の思いどうりどころか悟まで…これからもひたすらにやにやさせてもらいながら読ませて頂きます。本当に最高の物語ありがとうございます！お疲れ様でした！ (1月7日 14時) (
レス) @page43 id: 02362bd30a (このIDを非表示/違反報告)
さば(プロフ) - お疲れ様でした！最後までとても面白かったです…！続きの物語、よければお願いします(⊃ ॑꒳ ॑⊂) (1月7日 11時) (レス) @page42 id: f35bfc5215 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結してしまった...！よろしければ続きの物語を...！ (1月7日 7時) (レス) id: a0d0cd107d (このIDを非表示/違反報告)
わんこ(プロフ) - 完結お疲れ様です！面白かった……！！有意義なひと時でした。個人的には付き合うまで見たいなぁ… (1月6日 23時) (レス) @page43 id: ccf63696b1 (このIDを非表示/違反報告)
いえあ - 続きの物語も見たいです…！！ (1月6日 22時) (レス) @page43 id: f7f6c1aa0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごみ太郎 | 作成日時：2023年12月31日 12時
