【夏主】悪女に嵌められたからホモになってみた。

32 ページ33

終業後、何故とは言わないが私は薬局でリップクリームを購入していた。
Aとのマウス トゥ マウスを経て分かったことがある。
　
　
　
　
「私って内気男子(シャイボーイ)、、、っ！？！？！？」
　
　
　
　
思えば私はロクに女性と関わってきたことがなかった。
高専に入り硝子や夢でなんとか距離感などを掴むことはできたが、同性ともなると難しい。
好意を寄せられていると認知している分、接し方も考えなければならない気がするのだ。
そうやってグルグルと頭を回すが、Aにはいかんせん本調子で相対できない。
　
　
　
　
「Aにどんな顔して会えば、、、、、、
、、、、柔らかかったな、、っとあ"ぁ！？！？」
　
　
　
　
「すーーーーぐるっ！！マリカしよーぜ！！！」
　
　
　
　
街中、突然後ろからデカい何かが背中に乗り上げてきた。
なんだ悟か、と手で振り払う。
今は1人でいるより誰かといた方が余計なことを考えなくて済む気がして、誘いに応える。
　
　
　
　
「んあ、傑何入ってんのその袋みーせて、、、、、、
ってぇ"あはははははひははひひひひはは！！！！！」
　
　
　
　
なんだこいつ。

33→←31

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す