【夏主】悪女に嵌められたからホモになってみた。

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『うっ、わ、ちょえ！？』
　
　
　
　
ななななななななナニ！？！？
俺の体を真正面から包み込んだのは白くて細くて柔らかい女の子、なわけがなくてただの夏油傑である。
訂正しよう、包み込まれていない。
そんなフワッとしたものではなく完全に身動きが取れぬほどがっちりホールドされている。締め技みたいになっている。
　
　
　
　
『ぃいま俺汚いっすよ！ほらぁちゃんとタオル持ってきましたって！ねぇ！！ちょお！！！おいコラ！！！』
　
　
　
　
あまりにも離してくれないので思わずいつもの調子でキレてしまった。
　
　
　
　
「こうでもしないと君、またすぐ逃げるだろう。」
　
　
　
　
にげ、、、？
まるで前科があるような言い様だが俺に逃亡経験はない。
ピンポンダッシュならある、小学生の頃な。
　
　
　
　
っ、、、！？まさかそのときのピンポンダッシュで好きな女の子の前で転けてパンツごと脱げて「ちっさ」って笑われたこと知ってんのか夏油さん、、、！？！？！？！？
ありえねぇ話じゃない、高専(ここ)にプライバシーなんてもんは存在しねぇんだからよ、、、！
あまりの恥ずかしさから顔が爆発的に真っ赤になった。
　
　
　
　
「、、、A、って本当に、、、、、
私のことが好きだったり、するのかい？」
　
　
　
　
真っ青になった。

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