愛し、愛され、逃げ出せない地獄。２【HUGっとプリキュア】

番外編１５ いつか夢見た夢を ページ50

Aside



私は小さい頃、良い夢を見た



まあ、小さい頃って言ってもそんなに前じゃあ無いんだけどね



誰かと手を繋いで、歩いていた夢だ



「××は何で私と一緒に居てくれるの？」


「特に理由は有りませんよ」


「良いの？闇の世界よ？」


「貴方と一緒なら何でも良いです」



彼はそう言って、私の頭を優しく撫でてくれた



「××、ありがとう」



私はこの人の名前が分からない



あの時は分かっていた筈なのに、今ではぼやけている



だけど、彼は誰かに似ている気がする



まあ、顔もぼやけていて分かる訳が無い



でも、私は今の記憶を大事にするから



「社長」


「あ、リストルじゃないの。どうかした？」


「この資料について話したいんですが、お時間よろしいでしょうか？」


「ええ、大丈夫よ。じゃあ、社長室で話しましょう」


「はい」



カツン、カツン



「リストル、ありがとう！」



これは尊い夢の記憶



*****
またまた番外編です！

２の最後は何か思い付いた話にしました！

では、続々編に行きます！

いつも応援ありがとうございます！

これからもよろしくお願いしますね(*´∀`)♪

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