番外編１１．１ お正月 ページ44
ゴーンゴーンゴーン
除夜の鐘が鳴り響いた
そして、最後の一回が鳴った
「明けましておめでとう！」
そう、Aが言った
「おめでとうございます。社長」
だが、聞こえたのはリストルの声だけだ
「あれ？」
ビシンはリストルに寄り添うように寝ていた
ジェロスは机の上に頭を置いて寝ていた
そして、ジョージまで椅子に腰掛けて寝ていた
「皆、寝てしまいましたね」
リストルだけは寝ないで起きていた
「そうね。疲れたんでしょう」
「起こします？」
「もう少しこのままにしてあげましょう」
「そうですね」
Aとリストルはそんな事を話してから、微笑み合った
そして、全員起きた
「ふぁぁー。眠いー」
「あれ？私、寝て・・・？」
「良く二人共起きてられたね」
ビシン、ジェロス、ジョージの順にそう言った
「まだ日が上っていないわよ。初日の出、見に行きましょう！」
Aは目を輝かせながら、そう言った
「あと、初詣にも行きたいですね」
リストルまで楽しそうに言った
「ジェロス、着物でも着ない？」
「私、社長とお揃いで着たいです！」
「良いわよ。リストル、貴方達も袴にでも着替えて来なさい」
「あ、はい。ビシン、元社長、行きますよ」
その後、全員があの部屋に集まった
全員、楽しみにしているのか、早く着替えて来た
「どう？」
Aはジェロスと手を繋ぎながら、回ってみた
「良くお似合いです・・・！社長・・・！」
リストルは白い頬を赤くして、そう言った
「リストルも袴、似合ってる！」
「社長と私、お揃いなんですよ！」
ジェロスはお揃い、と言う言葉を強調して言った
「ジェロスも可愛い！似合ってる！」
「社長だって、最高にかっこ可愛いですよ！」
Aはふふっ、と美しく微笑んだ
「ねえ！そろそろ日が出そうだよ！急いで海に行かないと・・・！」
「本当だ。急ごう」
ビシン、ジョージは少し早口でそう言った
「じゃあ、行こう」
そう言ってから、Aはジェロスと手を繋ぎ直した
「あー！狡い！僕も社長と手繋ぎたい！」
「私も繋ぎたい、ですっ・・・！」
ビシンは自信満々に言ったが、リストルは控えめに言った
「後でね？」
「わーい！」
ビシンは喜んだ
だが、リストルは少し落ち込んでいる
「本当にそろそろ行くよー」
「「「「はーい！」」」」
*****
続きます！
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♪美桜♪(プロフ) - なーちゃんさん» はい！では、新規スレに行きますね！ (2018年12月28日 15時) (
レス) id: 303f0ec948 (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃん(プロフ) - 一応新規スレ、立てさせてもらいました (2018年12月28日 15時) (レス) id: 984bf4d26a (このIDを非表示/違反報告)
♪美桜♪(プロフ) - なーちゃんさん» 分かりました！少し遅くなりますが、書かせて貰います！楽しみにしてて下さいね♪ (2018年12月28日 15時) (レス) id: 303f0ec948 (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃん(プロフ) - 向こうの掲示板がいっぱいで掻き込めなくなったので、こちらに来ました 書いて良いですよ♪ (2018年12月28日 15時) (レス) id: 984bf4d26a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪美桜♪ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nknk
作成日時：2018年12月7日 19時
