ごめんね、好きです。【地縛少年花子くん】【源光】

嫉妬心 ページ6

〜雪side〜






雪｢や、八尋先ぱ………｣








寧々｢あの、色々ごめんね！ぶつかっちゃったし、その……色々｣









八尋寧々が立ち上がって私に頭を下げてくる。








私にすぐ出来なかったことを、簡単にやってのける。









雪｢う、わ、わたし、私が、悪……｣







寧々｢ううん、私がぼさってしちゃってたからだよ。大丈夫？怪我とかない？｣







光｢えっ、代々木怪我してんのか！？待ってろ、オレ絆創膏持ってる！｣







雪｢う、ううん、怪我は………ない、よ｣







光｢そうか？｣



寧々｢良かったね光くん、この子怪我してなくって(ﾆｺｯ)｣



光｢うっす！(ﾆｶｯ)｣









…どうして？






源くんが私なんかを心配してくれてたのに、胸がすっごく苦しい。









とても、とっても優しい源くんと八尋寧々。









ああ、









やっぱり、私とキミがいる世界は全然違ったんだね








そっか









……そっか








そんなこと、ずっと前から知っていたのに。









何が中学最後よ。何が告白よ。









ちょっとだけならって期待して、その結果………こんなことになっちゃって。









馬鹿みたい。









光｢あっ、そうだ！代々木、俺に用事って…………代々木？｣








雪｢ぅ、ひぐ、うあ……！｣







もうやだ、もう無理だよ。








耐えられない。









いやだ、くるしい、つらい

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