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【 亜嵐 side 】
『あ、良くなってる、少しだけ』
「まじ?よかった…」
あれから、しばらくの間頭を撫でてあげていると
Aは眠ってしまって…それから 2時間くらい寝ていた
Aから体温計を受け取ってみると、37.5°の文字
良くなって、起き上がれるくらいになったのか
ムクッと起き上がり リビングに直行
慌てて後ろからついていく
そして、テレビをつけ
ソファーに体育座り…
その隣に座る俺
自分で頭を支えるのがしんどくなったのか
コテっと頭を傾けて その頭が俺の肩にのる
「どうした?…まだキツい?」
『ん…』
「その体制つらいっしょ、膝いいよ?」
俺がそういうと、無言で俺の膝に頭をのせ
仰向けになるA
…すっげぇ、下から視線……笑
「そんなに見つめられると、普通にしずらいなー」
『あらんってさ…ほんと、かっこいいよね』
「……え、なに急に!照れる!なになにやめて!」
『んーん、好きだなあって思っただけ、んふふ』
…はあ、ほんと
なんなの…今日のこいつ
『ね、A…ちゅーしてい?』
「えっダメ!…熱移るから…」
『移んない…もう無理、俺が無理…』
…ちゅ
『…なに?その手』
一瞬だけキスすると
両手で顔を覆っているA
すると、そのまま…
「なんかさ…なんかね、私もずっとキスしたいなってね、思ってたから…でもね、わたし熱だからダメでしょ?あらんに移っちゃうでしょ?…だから、がまんしてた…できてうれし……あーもうはずかしいじゃん…」
『なにお前…』
「ごめんね迷惑だね、移っちゃうね…ほんとごめん」
『超かわいいじゃん』
「…え?」
『…あーっ もう無理、はやく熱治して。治ったら嫌って言うほどキスしてやる』
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絵奈 - よかったですよ。亜嵐くんかっこいい!これからも頑張ってくださいね (2019年6月28日 21時) (レス) id: 82b9b31245 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。主人公ちゃん可愛い~ヤバい~亜嵐君良いですね。 (2017年3月28日 7時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おれんじ | 作成日時:2017年2月25日 1時