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タルタリヤが握っていた手の中には、何もなく、ただ岩元素の光が宙へ散っていくだけだった

するとタルタリヤは笑った














タ「なるほど……予想外だ」

















全身に雷元素を纏わせ、その力はだんだん強くなっていく















タ「まさか、先客がその子のほうとはね?」
















タルタリヤは壁の近くで気絶しているヨナを見下ろすように言った

空はすぐにヨナの方へ行き、抱えて横に逃げた


するとヨナ向かってタルタリヤが突っ込んでくる

タルタリヤは中央に行き、雷元素の上から水元素で自身の体を包む


すると自分の体を鎧で包んだ

宙に浮いて雄叫びをあげ、真上に雷元素を放てば、空は後ろに飛ばされそうになる

タルタリヤは地面に降り立つ

その姿こそ、十一人のファトゥス第十一位「公子(タルタリヤ)」だった


地面に刺さっている槍を自分の方に引き寄せ、槍を担ぐ
















タ「悪くない!だが、代価を支払ってもらう!」















雷元素を目一杯注ぎ込み、それを地面に思い切り突き刺す

そこから地面にヒビが入っていき、床はバラバラになって下に落ちる














空「あっ———!!」















空も真っ逆さまに落ちていく

そして地面に思い切り打ち付けられる






——————マズいわね……!!







ヨナは一瞬だけ金色の瞳の色を放ち、崩れ落ちる地面のかけらを伝って、下へ降り立つ

かけらの中からパイモンは抜け出し、すぐさま空に駆け寄る


辺りは煙が立ち込め、先ほどいた上から紫の光が降りてくる

そして地面に降り立ったかと思えば、その覇気で辺りの煙は吹き飛ぶ


















『あなたの目的は私でしょう?どうして空くんを襲うの?』

タ「君が先に「神の心」を手に入れているとはね。
  俺よりも早く?それとも……黄金屋の情報もわざと俺に漏らした?」















タルタリヤは雷の槍で薙ぎ払いながら、一人でぶつぶつと呟いている















タ「どちらにせよ、俺が手を下す前に「神の心」を渡してもらおうか」

『違う!!私じゃないわ……!』



















訴えてもタルタリヤは聞く耳を持たず、変わらず攻撃をしてくる



面倒ね……

全く……これだからお坊ちゃんは



セーレは一つため息をつく















『空くん……!』













雷の追撃を一生懸命避けている空に太く鋭い水の矢が一直線に飛んでいく

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2023年5月19日 23時

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