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凝「今朝、帝君の夢を見ました」
















凝光は目を瞑って遠い空を見上げて話を続ける

















留「ん?」

凝「私は凡人だけど、七星としての「契約」がある。
  歴代七星の積み重ねは、必ず価値のあるものになる。帝君の導きの下、
  私たちは人間の世界で必死に生き、「貿易」という名の契約の網を作ったと、
  夢の中で彼に伝えたかった。
  でも目が覚めるまで、何も言えませんでした……」

















凝光は寂しそうな目をして俯く

パイモンも哀しそうな声で言う















パ「凝光……」

空「みんな、立場は同じだよ……」

留「傍観者として、お前はどう思う?」

『あら?私には聞かないのね』














留雲はフンと顔を逸らした
















留「分かりきったことを……セーレに聞いても意味はないだろう」

『もうバレた?』

留「当たり前だ」














空はつぶやいた














空「守護者と守られる側に衝突が起きると……簡単には取り返しがきかなくなる」

パ「そうだな、これはモンドで起きたこと、「四風守護」と風神の民の間の話だ。
  風神は彼らの対立を止めたかった。対立が残すのは心の傷だけ、メリットは
  何もないから……」

空「これが「自由」の都で学んだこと」

『そうね』
















セーレは腕を組んで一つ頷いた

刻晴も考え込む
















刻「俗世の七国、それぞれ難点があるのね」

理「確かに簡単な道理だが……仙人として、協力してくれた異邦人の厚意を
  無駄にはできぬ」

ピ「まあ、「この都市の人々に目を向けてほしい」と、凝光も言ったんじゃろ?
  ばあやはそうした……あんた達もしてみないかい?」



















すると璃月港の中から千岩軍の隊長がお礼を言いにきた


その次には可愛らしい女の子が楽しく走ってきた

けれど元気がない仙人たちにキョトンと首を傾げる

怖くなかったかと聞けば、怖くなかったと言う

なぜなら神の目を持った大人もいるし面白いものを作ってくれる人、守ってくれる人がいるから、と


女の子が行ってしまえば、ピンばあやは璃月港を見上げた



















ピ「皆、これが今の時代じゃ……「契約」の国は仙人に感謝せねばならん。
  しかしここ数年、仙人の力を頼らずとも璃月は安定しておる。
  「凡人」と呼ばれた人々は無力じゃが、思いは強い。「神と璃月の契約」は
  昔のことじゃ」

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2023年5月19日 23時

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