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凝光は上空へ飛び上がる
そして手を前に突き出し、岩元素で陣を組み立てれば群玉閣を中心に円形を作り上げる
その円形の床は凝光の陣と同じ模様だった
凝光がさらにその陣に岩元素の力を加えれば、三つの帰終機が現れる
そこに留雲借風真君と理水畳山真君、削月築陽真君が飛んでいき、新帰終機の上に乗り、それぞれ仙力を注ぎ込む
そこから魔神に向けて抗戦を放てば魔神は少し怯む
すると帰終機向かってファデュイの兵が現れた
パ「ファデュイだ!「帰終機」に向かって来たぞ!」
刻晴は剣を抜き、走って向かって行く
空もセーレも剣を抜いて、刻晴と同じように走る
「仙人たちが帰終機を操作してる。「ファデュイ」に邪魔させるな!」
刻「動ける兵士は私についてきなさい!」
千岩軍も加勢する
戦力が増えた
空とセーレで左右の帰終機の守護をする
パ「オイラたちも手伝うぞ!」
留「数千年ぶりに魔神との手合わせだ。
さあ、来い。お前達の本気を見せてくれ」
まったく……留雲も随分なことを言うわね……!
セーレはニヤッと口角を上げて、ファデュイの兵を倒していった
そしてファデュイの相手をしていると、魔神はそれぞれエネルギーを集め、一つにした
パ「なんだあれ!?」
魈「「渦の魔神」オセル……その神力だ、我はよく知っている。
注意してよけろ」
そのエネルギーを空へと打ち上げる
そうすれば隕石のように降ってくる
それを合図にしたかのようにファデュイの兵も増える
「ファデュイが攻撃を早めてます!」
凝「フン、やるわね。この件が終わったら、そう易々と許したりしないわよ」
凝光は苦笑する
ファデュイはどんどん増えるばかり
すると今度は魔神からの攻撃が来る
パ「攻撃が来るぞ!「ファデュイ」め!もう……」
ピ「「もうだめ」なのかい?」
パ「えっ?」
ピ「これで元気を出しておくれ」
するとファデュイに攻撃するたびにピンばあやの衝撃波が追撃として加わる
パイモンは嬉しそうに言った
パ「これって……仙力!?空、この光、絶雲の間の時と同じ……わあ、
「ピンばあやの衝撃波」だ!すごい」
『ピン!!』
セーレは一般人に仙力を注ぎ込むことに反対していた
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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2023年5月19日 23時