ごめんね青春！

面子 ページ38

カッカッカッカッ

原「成田何て読む？」

成田「面子」

原「お前は、期待を裏切らないな！これで、メンツと読むもともとは中国語で顔とか面目とか体裁とか世間体とかそういう意味だ、あの英語だと蜂谷先生」

蜂「ん？」

カッカッカッ

『honor』

成田「ほのー」

蜂谷「名誉とか信用という意味です」

原「傷がつくと喧嘩になるやつだ、先生が学生の頃からとんこーと西高は比較されバカにされてきた三女生にな、とんこーと付き合ってるなんてダサくて言えない」


「え、私付き合ってる、ダサくない！」

原「まあ、今はこの状態だからね、どうせなら賢くてスポーツができる西高生と付き合いたい、とんこー生と付き合った者は停学なんて理不尽な校則までできただから隠れてコソコソ付き合ってるとんこー生には名誉も誇りもメンツもなかった、それが今とんこーが西高にバカにされたら男子よりも先に女子が腹を立てる時代になった、その事に先生感動しちゃったんだよ」

原「共学クラスになって名誉と誇りとメンツが生まれたんだ、素晴らしいことだでももしここで出場を辞退したら誰のメンツが潰れるとんこー生だけじゃない三女生のメンツも丸つぶれだこれはもうとんこーと西高だけの問題じゃない、駒形大学付属聖駿高校のメンツがかかってるんだ」


みんな「えっえっ？」


原「あ、まだ言ってなかったっけこんなタイミングであれだけど学校の名前決まったんです、古井」

古「ああ、」

バサッ


貴子「聖駿高校」

半田「聖駿高校！」

愛「ださっ！」

原「やっぱり？」

貴子「ていうか、参加するなら最後までやらないと意味ないとおもいます、途中で辞めるなんて無責任だし理由もちゃんと説明できない古井君を先生がなんでかばうのか腑に落ちません負けたら私たち古井君の事許さないと思う」

蜂谷「腑に落ちないくらい我慢しなさい！青春なんだから！」


原「そうだ！腑に落ちないのが青春なんだ！」


蜂谷「それ今私が言いました」

原「すいません、つまり、腑に落ちたら忘れちゃうって事だ！大人になって思い出すようなのは腑に落ちないのばっかりだ！それが青春‼︎って事ですよね」


キーンコーンカーンコーン

原「古井一言挨拶！」

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