ごめんね青春！

次の日 25 ページ27

〜次の日〜

原「おはよう」


あまり「おはようございます」


原「阿部さん？君三女でしょ？こことんこー！えっ、えっ？」


〜教室〜


昭島「おいおいなんだなんだ〜？」



あまり「失礼」


りえ「どいてよ、ここ私の席」



海老沢「どうする？」


昭島「しょうがねぇ！いくか！」


原「お前らどこ行くんだよ！」




〜三女〜


男子「おはようございます！」


教師「えぇーー！」


原「すいません！すぐ戻ります！」



〜教師〜


蜂谷「ちょっと、何してんのあんた達！」


原「すいません！すぐ帰らせるんで！」


いずみ「先生こそ早く授業始めて下さい」



三女校長「共学クラスは解消です！」


貴子「その件なんですけど、みんなで話し合った結果別に男子がいてもいなくてもどっちでもいいねっていう結論に達しました。」


原「中井さん？」


貴子「もう慣れちゃったんだ。共学でも別に平気です。」


愛「こんな男子でもいたら多少は上がるしね」


いずみ「実際成績も上がったしね。」


古井「どういうこと？」


昭島「どうやら俺らモテてたみたいだな。」


三女校長「汚らわしい、愛と謙遜と純潔の精神を忘れてしわったの？」


愛「別にそんな大袈裟な話じゃないし。この程度の男子なら自分でコントロールもできるんでお構いなく」


貴子「校長、蜂谷先生これわかりますか？」


カッカッカッカッ


貴子「原先生の出した宿題です。女子と書いて？」



三女校長「好き？」


貴子「はい、好きと読みます。では男子は」


三女「ないわよそんな漢字。ない、でしよ？」


蜂谷「あり？」


貴子「はい、決して好きではないけどアリかナシで言ったらアリかなって意味です。私達は男子と書いてありと読むことにしました。先生これであってますか？」


原「正解？校長本当に申し訳ありません」


三女校長「ちょちょちょちょ、ちょっと黙ってて」


富田「変質者！」

三女校長「変質者？」


富田「原先生捕まえて下さい！」


原「あっ、はい！」


富田「誰か男の人！」


ザビエル「へっ、女子校に男なんていねぇよ」


蜂谷「ザビエル！」


ぴーっ

ガラッ


ザビエル「あっ、あーっ！」


男子「おらーーー！」


蜂谷「確かにありですね。男子。」

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