ごめんね青春！

男子 10 ページ11

次の日


ガラッ



みんなと喋ってたら男子が来た



あれっ？大木君は？



原「えっと、蜂谷先生に変わって、このクラスの担任になりました、原平助です！生徒からは、原先生とか、平ちゃんとか、後、平と助を逆にしてスケベなんて言われてます！」



男子「あははは」



原「知っての通り三女ととんこーは来年度からの合併、共学化に向けて動き出しました。諸君はその歴史を動かすパイオニアであり後輩にバトンを渡す第一走者でもある。」



めっちゃ難しい事言ってるし



原「まぁ、硬く考えないで楽しくやろう！ほら、彼らも普段女っ気のない生活を送ってるからなあ、目のやり場に困るなぁ！」



女子「ふっ」



原「どうした古井！女の園じゃ調子出ないか」



古井「うん、なんかいい匂いするし」



原「自己紹介しっかり頼むぞ！この中に未来の伴侶となる人がいないとも限んないんだから
少子化だなんだって言われてるけど男子も女子お互いの立場をよく理解して向き合うことは」



貴子「先生！これ授業ですか？つまんないから模試の勉強したいんですけど、まぁ、授業なら我慢して聞こうかなと思って」




いずみ「うちも腹減ったんですけど」



貴子「ホームルームですか？授業ですか？」



愛「どっちにしろまだチャイム鳴ってません」




原「あっ、あぁ、ごめんね」




いずみ「弁当食っていいすか？」



キーンコーンーンコーン



原「はいっ！チャイムなりました！じゃぁ、自己紹介タイムということで」



京子「今のは5分前のチャイムです」



愛「つうかお前何チラチラ見てんだよ！」



海老沢「えっ？」




愛「えっ？じゃねぇよさっきからニヤニヤしてちっちゃく手振りやがってオカマかゴラッ！」




原「えっ、どうしたどうした？」



いずみ「えっ、どいつどいつ？この猿みたいなやつ？」


愛「猿の隣そのちゃら眉毛！」



海老沢「えっ、あっ、いやチラチラ


いずみ「何笑ってんだよ！からくり人形か！」



愛「ヘラヘラすんじゃねぇ！」



原「女の子がこんなことしちゃ！」



貴子「女の子だからいけないんですか？男子だったら者投げていいんですか？チャイムも鳴っていないのに入ってきて生ぬるい精神論聞かされて、色目使われて、それでも女子は我慢しろってことですか？我慢してこの中から将来の伴侶見つけて子供産めってことですか？」



いずみ「セクハラ、セクハラ発言！」



愛「だからヘラヘラすんなって！」


原「すいません！」

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