Criminal Vo.2

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重「っ、オルァ！！佐藤こんぐらいでへばっとんちゃうぞ！！！！」



佐「そっちこそ、息上がってきてんじゃんっ...！！！」


鈍い拳の音と、それぞれの声が聞こえる



いいなあ、男子って


こぶしで解決って感じで楽しそうやん？



なんて考えてたら私の後ろにある扉から入ってきたのかとある人物が横に座ってきた






「...山田くんや」




山「見に来ただけだっての。」



「ふーん、まあ、今の君の目みてたら戦意は無いみたいやしね」


タバコを吸いながら喧嘩してるみんなに目を戻した



山「多分だけど、WESTが勝つんじゃねーの」


「...なんで？」



山「...勘だよ、ただの。」



重「お前らが俺らに言うた、仲良しごっこで頂点は無理って言葉撤回させたるわ...！！！

俺らは全員でテッペン目指すんや...！

」



佐「っ...！！？」



シゲが何発も何発も重たいパンチを勝利の体に打ち込む、ふらつきだした勝利の鳩尾に1発決めた



重「っ...まだ、倒れはせんか...っ」






佐「俺達だって.....


全員で


頂点とるんだよ！！！！


」




勝利の目はまだ諦めていない。むしろ、笑っている。


シゲもそんな勝利をみて、楽しそうに笑えばお互い限界が近いのに殴りあっていた




山「ZONEもかわったな。昔は俺たちみたいだったのに」



「山田も変わったんやろ？この前の喧嘩で」




山「変わるきっかけを作ったのはお前だろ多分


あいつらが変わったから協力して俺たちを倒した



そのかわるきっかけはお前


」



「...そうかなぁ？みんなかわりたかったんやろ」




山「謙遜すんな。」



山田と私は真っ直ぐ2人の戦いを見つめ続けた

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